昨日の続き
弥生時代…やがて日本はクニの時代に入っていき古墳時代を迎えるのですが、
この内乱の時代に巧くクニをまとめ活躍したのが女王ヒミコ(卑弥呼)です。
因みに「卑弥呼」と後漢の役人が「魏志倭人伝」に書き記したのは、
「ヒミコ」という音を聞いて「卑弥呼」と当て字したわけだから、
そこに何らかの意味があったのかもしれないが、
「卑」という文字に、当時として蔑むような意味合いがあったとしたら策略でしょう。
一説には、「ヒノモトノミコ」で「ヒミコ」つまり
「日ノ巫女」と書くのが正しいのかもしれない。
あー、取り留めのないブログになってしまった。
志賀島で発見された「漢委奴国王印」は置いといて、
卑弥呼が魏から貰って使用していたとされる「三角縁神獣鏡」に限っては、
中国から1枚も出土していなくて、日本で作られた可能性が高いのだ。
勿論、1枚でも発見されれば、また歴史が覆ることになるが…
元に戻そうとした話が、また変な方向へ行っちゃってる…今度こそ。
昭和58年(1983年)4月、薬師丸ひろ子の「探偵物語」がヒットし、
わらべの「メダカの兄妹」、松田聖子の「SWEET MEMORIES」、
中森明菜の「セカンド・ラブ」が世間に流行った時代。
私は24歳で大学を留年して芝居の世界に夢中だった。
その頃、山陰の島根県斐川町神庭の畔(あぜ)で農道工事の事前調査が行われ、
(私が今、毎朝ウォーキングしているのも農道だが)
調査の際に何げなく一片の古代土器を拾った者がいた。
これが世紀の大発見につながる発端である。
若い頃、撮影で八重垣神社を訪れたことがあった。
その頃は島根県のどの辺りに八重垣神社があるとか知る由もなく、
只々与えられたセリフを覚えて演じていたのを思い出す…30年以上前の話だ。
確か奥の院にある「鏡の池」で、運命の人を占うというシーン。
岡田奈々さんと錦織(少年隊)さんと3人で池の前に立ち撮影したのを思い出す。
4月26日に何度目かの再放送があるらしい。恐らくCS放送だ、まだ調べてないけど。
30年前の自分に会えるのが楽しいが、子供に見せてみたいと思う。
占いで使用する和紙(名前があるのでしょうが忘れました)を購入し、
その上に100円玉1枚とか1円を10枚重ねたりして載せて、
それをゆっくりと「鏡の池」の湖面にのせ、沈むのを待ちます。
直ぐに沈めば、運命の人は直ぐに見つかり、時間がかかればそれなりに…
また沈む位置も手前なら身近に、遠くならその反対。
そんな感じの占いなのですが、撮影では思ったよりも時間がかかるので
(15分くらいだったかな)苦労したことを思い出しました。
この日も若者グループが楽しそうにふざけ合っていました。
足立美術館は2003年から18年連続・庭園日本一になっている。
機会があれば一度は訪れてみたいと思っていた。
コロナで観光地はガラガラのはず、チャンスだと思った。
10年ほど前に、弊社のI女性講師が司会講座に呼んでいただいた際、
出雲空港行きの航空券が取れずに米子空港行きになったことがある。
(単なるポカである)
私は、バスやレンタカーでどこにでも伺うが、女性講師には飛行場迄お迎えが来る。
(女性はいいなあ)
その際に、米子空港から近かった足立美術館を案内していただいたそうだ。
とても感激したようで、その話を聞いた私は是非行きたいと思った。
あれから10年ほど歳月が経ったが訪ねることが叶い満足した。
日本庭園の美しさも素晴らしいが、個人的には河井寛次郎に興味を持った。
「この世は自分を探しに来たところ
この世は自分を見に来たところ
どんな自分が…」
等の文章を読むと、自らの感性が刺激されて心地よい。
少し調べてみたら、京都に河井寛次郎記念館があるらしい。
行ってみたいな。
またこの美術館は、足立全康氏(1990年没)が71歳の時に開館したらしい。
横山大観の作品が130点もあり美術館の柱である。
これは大コレクションだ、一代で…よほどの大金持ちか。
全く混雑していなくて、3時間ほどノンビリと鑑賞できた。
新型コロナウィルスの影響で全国的に集会が自粛ムードの頃、島根県に出張した。
司会講座も延期や中止の連続で、私は家と事務所の往復でノンビリしていました。
そんな折「開催します」と言われたときは少し驚きましたが、
島根県は3月19日の時点で感染者はゼロです。
因みに、この時点では隣県の鳥取県や岡山県でも感染者はゼロでした。
現在でも感染の中心は首都圏、大阪、愛知を中心とする地域です。
地域各差が随分あるとは思っていました。
しかし、怖いのはクラスター感染です。
開催する以上、かなりのリスクが伴います。
運が良かったのか、10名の参加予定者が仕事の関係で6名にまで減少。
これなら集団にはならないだろう、と思いながらも
お隣の方とは約3メートル距離を取ってありました。
更に1時間単位で空気の入れ替え、それだけではなく換気扇は付けっ放し、
司会講座なのに初めてマスクは着用のままでやりました。
また午前中、マイクリレーは一切やらず、発声練習も本日は説明だけ。
発声練習でいつも使う割り箸は、音声教材CDと併せてお持ち帰りです。
そして写真を見ていただくと分かるのですが、
消毒液、アルコール除菌ティッシュ、うがい薬など用意周到に準備されていました。
開催すると、これくらいの準備が標準なのでしょうが…事務局が忙しすぎです。
申し訳ございません、本当にありがとうございました。
夜明け前から少しずつ東の地平線が明るくなる頃。
その一瞬の刹那の時が不思議な色合いの連続。
時が止まってくれたらと思うほど美しい。
たかが近所の公園の朝日で、これほど感動できるなんて!
数年前、カンボジアのアンコールワットから眺めた夕日と双璧かもしれぬ。
世の中、「自粛・自粛」の新型コロナ一色で暗いニュースばかり。
どこかに明るいニュースでもないかと探してみた。
好みの話だが、ちと古い。
3年前のニュースで存じの方も多いと思うが、私はスルーしていた。
妻に先立たれたある男性が、客室乗務員から受けた対応の話である。
(西日本新聞より、以下抜粋)
半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた、横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から空路、九州へと向かった。
遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。でも入れたバッグがかなり大きく、念のため搭乗手続きの際に中身を伝えた。機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。「隣の席を空けております。お連れ様はどちらですか?」
搭乗手続きで言ったことが機内に伝わっていたのだ。男性が「ああ、上の棚です」と説明すると、乗務員はバッグごと下ろしてシートベルトを締めてくれた。飛行中には「お連れ様の分です」と飲み物も出してくれたという。
「最後に2人でいい“旅行”ができた」と男性。その表情を見ていたら、こちらも温かい気持ちになった。
(2017年07月13日付 記事は鎌田浩二様)
以上。
震災から9年が過ぎた。
関係がない人から見れば長く感じられるだろうが、
関係者にとっては昨日のことのように感じられるはず。
あの頃、中学生だった方も大人の仲間入り。
そんな方が、語り部として働き始めている。
何故か。
それは、メディアがどうしても受け狙いで感動させたがる。
そんなもんではない、と真実を語りだしたのだ。
昨日は東日本大震災の追悼慰霊祭が大幅に縮小された。
弊社の司会者 I も諸々準備をしていたが、
8年連続で伺っていたのに9年目、3.11を自宅で迎えるのが不思議だと…
猛威を振るう新型コロナウィルスの影響である。
追悼式典は9年目を迎えるが、人の記憶とは不思議なものだ。
50年前の父の死が、私には昨日のことのように鮮明に思い出されるのと同じように
被災者にとって震災は遠い昔のことではないだろう。
悼みを伴った記憶として風化することはない。
ロッテに入団した160k超えの投手・佐々木朗希選手は、
9歳の時に被災して父や祖父母を亡くしている。
悲しみは、相手の年齢など考慮しないものだ。
こういう子供たちが相当いるのだ。
これからの日本は年寄りばかりが増え続け、おまけに人口は減り続ける。
国自体の在り方も、中央集権国家なのか地方分散型を目指すのか明確ではない。
いずれにしろ、結論は10年先(2030年以降)には出ているだろう。
そんな日本の未来を託す子供たちの環境は、新しいテクノロジーが次々と押し寄せ
社会の変化は目まぐるしく、おまけにグローバルでAI化されていく新たな社会だ。
そんな想像でしかない社会だけれど、でもその社会で活躍するためには、
現在の「学歴」中心の社会では通用しなくなり、
「学習歴」中心の社会になるといわれている。
現代でさえ、学歴で入社した会社で新卒の賞味期限が3年と言われているのに、
将来のことを考えると、とても心もとない。
ビジネス業界の巨人「グーグル」は大卒が社員の55%だそうだ。
多分、「学歴」より「学習歴」の方を重んじているのだろう。
日本は今人口が減少している状態だ。
内閣府の発表では、我が国の総人口は、今後、長期の人口減少過程に入り、
2026年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、
2048年には1億人を割って9,913万人となり、
2060年には8,674万人になると推計されている。
私なんぞ2060年の話などされても生きていないからピンとこない。
でも、人口は減り続けるんだということは理解できる。
総人口が減少するなかで高齢者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、
2013年には高齢化率が25.1%で4人に1人となった。
2035年の高齢化率は33.4%で3人に1人となる。
2042年以降は高齢者人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、
2060年には39.9%に達して、
国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されている。
総人口に占める75歳以上人口の割合も上昇を続け、いわゆる「団塊ジュニア」(昭和46(1971)~49(1974)年に生まれた人)が75歳以上となった後に、2060年には26.9%となり、4人に1人が75歳以上の高齢者となると推計されている。
相当な年寄り社会が来るだろうから、今からゲートボール場をたくさん作った方が良い。
等とは書かれていなかった。(笑)
新潟県に佐渡島より北に「粟島(あわしま)」がある。
周囲23キロの海と緑に囲まれた漁師町だが、今では観光地だ。
行ったことはないが、新潟市内で何度か粟島の名物をいただいた。
特に興味を引いたのが、焼いた石を豪快に汁椀に入れる漁師料理だ。
私の記憶が正しければ、粟島には高校は存在しない。
だから、高校へ進学する子は全員島を出る。
休みになったこの3月はどういう気持ちでいるのだろうか。
コロナウイルスの影響はどうなのか…別れが迫っているので気になるところだ。
先日、全国の粟島(淡島)神社の総本社が、和歌山市の淡嶋神社と知った。
それも雛祭りの「雛流し」の話からだ。
和歌山市の淡嶋神社は医薬の神を祀り、名は少彦名命(すくなひこなのみこと)だ。
安産にご利益があるらしい。
ここで毎年3月3日に開催される神事が「雛流し」だ。
全国から奉納された雛人形が白木の船に乗って海に流される。
雛人形は、持ち主の災厄を身代わりとして全て引き受けるのだ。
淡嶋神社のご神体「少彦名命(すくなひこなのみこと)」祭り、
が簡略化され「ひな祭り」になったという。
そんな話を聞きながら、新潟の粟島を思った。
「公益社団法人東京都理学療法士協会」が行っている、
正しいエスカレーターのマナーを学ぶマナーアップ活動、
私はこれを略して「エス活」と呼ぶことした。(笑)
是非、終活の中にも加えていただけたら幸いである。
例えば、左の手足が不自由な方なら、当然右側に乗りたいはず。
そうしなければ危険です。
また、右側に乗っていても「止まって乗る」ことが当たり前になるように
世の中を変えていきたい…右側で立ち止まって乗るサポーターを増やしたい。
多くの方に「気づき」を与えることが目的です。
誰もが生活しやすい地域創造のためのソーシャルアクション。
2020東京オリンピックが開催される今年、
正しいエスカレーターマナーを世界にまで広めていきましょう。
ということで、エスカレーターマナーアップキーホルダーが送られてきて
早速付けて歩いています。
今のように無観客(試合)であらゆるスポーツが制限される前。
娘と二人で「浦和競馬」へ寄ってみた。
実は、地方競馬というと凄くイメージが悪くて、
例えは悪いが歯の掛けた親父たちが酒を飲みながら煙草をプカプカ…
そんなイメージしかなかったが、今回フランスの女性騎手ミシェルが来日。
藤田奈々子も可愛いが、ミシェルは可愛いだけでなく、その実力も凄い。
会ってみたかった。
ビックリするほど綺麗だった。
ミシェルも浦和競馬場も。
昔、ビッグマザーを辿る小説があり、
人類の起源がアフリカであることを証明していた。
その時に重要なポイントが、ミトコンドリアDNAだ。
ミトコンドリアというのは、細胞内でエネルギーを生産する小器官。
核とは別に独自のDNAを持ち、そのサイズは、1万6000塩基対ほど。
30億塩基対ものある核DNAと比べると格段に小さい。
(塩基や塩基対というのは、DNAの遺伝情報を構成する最小単位)
そして何より大事なのは、ミトコンドリアの遺伝子の伝達方法だ。
核DNAなら、父親の精子と母親の卵が合体して、
半分ずつの遺伝情報を受け継ぐが、
ミトコンドリアの場合はその方式をとらない。
精子からは父親由来のミトコンドリアの遺伝情報は伝達されない。
つまり、卵の中にあった母親のミトコンドリアだけが子に継承される。
ミトコンドリアDNAで辿ることができるのは、母系のみである。