本日(5月1日)より、ホームページをリニューアルしました。
少しでも見やすく、また、様々な情報が伝わりやすくなればと思っていましたが、
思いはあっても中々前には進みませんでした。
2年がかりで、まあその間…紆余曲折があったのですが…遂に完成です。
ということで、今日は釈迦の出家について。
日本で云われているお釈迦様の「出家」とは、親を捨て、子を捨て、妻を捨て、
ついでに愛人(第二婦人)も捨て…みたいなことしか聞きませんが、
先日、「インドの仏を学ぶ」という講座に出まして、
当時の社会情勢を学ぶことによって見えてきたものがありました。
これはお釈迦様に聞いたわけではないので、あくまでも想像の域を出ないのですが、
当時(2500年前)のインド圏は、都市国家が乱立していて、
それらはだいたい城壁で囲まれていました。
そして、城壁の中は婆羅門(バラモン)の教えで満たされています。
つまり、カースト制度の中にいたお釈迦様は、立場もかなり良かったわけですが、
それらを投げ捨ててでも目指したい事があったのでしょう。
出家の本当の意味は、家や家族を捨てるというよりも、
婆羅門(バラモン)からの離脱なのではないでしょうか。
(2500年経った今も、インドは未だに婆羅門からの離脱は叶わないようです)

根強いカースト制度は、現在のインドでも続いていて、
国のトップが入れ替わる度に何度もトライしたのに挫折、
私はつい最近まで理解に苦しんでいたのですが、色々とお話を伺って、
なるほど…という思いになりました。詳細は書きませんが、研究してみるもんです。
婆羅門(バラモン)が未だに続くというその訳が、やはり存在するのだそうです。
学ぶというのは、実に楽しい。
色々なお話を聞けるというのも面白い。
だけど、僧侶の話はパターンが決まっている人が多くつまらない話が多い。
本山で与えられたシナリオ通りはやめた方がいいだろう。
きっと、ガス欠なんだ。
アウトプットばかりが多いので、どんどんインプットしなきゃ。
ということで、気分も新たに、今後も精進したいと思います。