トーハク(東京国立博物館)、行ってきました。
予想外に凄い人でした。
ゆっくり見ることが出来ずに残念でしたが、それでも勉強になりました。
現在最古のバールフットの遺跡(紀元前2世紀)は見る価値がありました。
そしてインドの仏はインド人の感性で作られるから、ある意味がっしりとして逞しい。
また女性は、その何というか、女性らしいのです。
ただ、仏の像が作られたのは、釈迦入滅後300年ほど経過しています。
元来は、お釈迦様の姿・形は見ることが叶わず…だったのですが、何故変わったのか。
それに「菩薩」という言葉も何故か見当たりません(釈迦入滅後300年ほど)。
つまり、お釈迦様のお話には出てきてない(本来のお経には存在しない)ということか。
色々と考えさせられました。
お釈迦様の母親、マーヤ婦人は出産後1週間でこの世を去りますが(神になります)、
【こんな感じ】の方です…と、東大の先生が仰っていました(笑)
これはインドの神様です。


どう考えても、色っぽ過ぎるだろう。(大笑)
上に写真は、右手で木の枝を持ち、左足は木の幹に回しておりますが、
この形がルンビニーの花園で、右脇から白像が入り懐妊したという形らしい。
(まあ分からないでもないが…)
下の写真ですが、向こうの神様はとにかく凹凸と露出が激しいのです。
まあ暑いのでしょうが、こんな恰好…凄すぎ!!
ということで、クイズ。
(出典 クイズ浄土真宗参照)
質問1
浄土往生は何によって決まる?
1. 阿弥陀仏の救いを疑わない信心で
2. 一生懸命に念仏を称えることで
3. 嘘をつかず、誠実であることで
答え
…
…
…
1番です。
難しい問題ですが、2と3は仏様が「救ってあげる」と云っているが、それならば救われるのに相応しい人間にならねば、と考えている人たちの回答です。浄土真宗では一切の疑わない心が必要なのでしょう。ただ素直に「ありがとう」と任せておけばよいということです。
質問2
信心を得ると、どんな心境になる?
1. 将来、必ず浄土に生まれることができるので、今を精一杯生きることができる。
2.
善いことをすれば、浄土に生まれられるので、一生懸命に善いことをするだけだ。
3. 臨終の時、阿弥陀様が迎えに来られるように、今から一生懸命に念仏しよう!
答え
…
…
…
1番です。
疑いの心が無くなったのが「信心」です。
質問3
親鸞聖人は自分をどう見ていた?
1. 地獄に堕ちるしかない煩悩だらけの凡夫
2. 一切衆生を救う菩薩
3. ごくありふれた平均的人間
答え
…
…
…
1番です。
常に阿弥陀仏という真実の光明に照らされて、自身の深い闇が明らかにされるからでしょうか、己の本当の姿を見ておられたのでしょう。
では。