衝撃的な葬儀・・・(MIORI)
おはようございます。
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さて、本日のエッセイテーマは「葬儀」
先日ネットで調べものをしている時に、世界の衝撃的な葬儀についての記事を発見しました。
ご存じの方も多いでしょうが…「鳥葬」です。
私の言葉では上手く纏められないので(汗)、以下Wikipedia参照です…
■概要
チベット仏教にて行われるのが有名である。またパールスィーと呼ばれるインドのゾロアスター教徒も鳥葬を行う。国や地域によっては、法律などにより違法行為となる。日本では、鳥葬の習慣はないが、もし行った場合刑法190条の死体損壊罪に抵触する恐れがある。
チベットの鳥葬はムスタンの数百年後に始まったと考えられ、現在も続いている。
ゾロアスターは古代ペルシア(現在のイラン)にルーツを持ち、死者の肉を削ぎ動物に与える風習があった。
■チベットの鳥葬
チベットの葬儀は5種類あるとされる。すなわち塔葬・火葬・鳥葬・水葬・土葬である。
このうち塔葬はダライ・ラマやパンチェン・ラマなどの活仏に対して行われる方法であり、一般人は残りの4つの方法が採られる。チベット高地に住むチベット人にとって、最も一般的な方法が鳥葬である。
葬儀に相当する儀式により、魂が解放された後の肉体はチベット人にとっては肉の抜け殻に過ぎない。その死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運ぶ。それを裁断し断片化してハゲワシなどの鳥類に食べさせる。これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、鳥類が食べやすいようにし、骨などの食べ残しがないようにするために行うものである。
宗教上は、魂の抜け出た遺体を「天へと送り届ける」ための方法として行われており、鳥に食べさせるのはその手段に過ぎない。日本では鳥葬という訳語が採用されているが、中国語では天葬、英語では空葬 (Sky burial) などと呼ぶ。
また、多くの生命を奪ってそれを食べることによって生きてきた人間が、せめて死後の魂が抜け出た肉体を、他の生命のために布施しようという思想もある。死体の処理は、鳥葬を執り行う専門の職人が行い、骨も石で細かく砕いて鳥に食べさせ、あとにはほとんど何も残らない。ただし、地域によっては解体・断片化をほとんど行わないため、骨が残される場合もある。その場合は骨は決まった場所に放置される。職人を充分雇えない貧しい人達で大きな川が近くにある場合は水葬を行う。水葬もそのまま死体を川に流すのではなく、体が切断される。
鳥葬はチベット仏教の伝播している地域で広く行われ、中国のチベット文化圏だけでなくブータン・ネパール北部・インドのチベット文化圏の一部・モンゴルのごく一部でも行われる。ただ、他の国のチベット人には別の葬儀方法が広まりつつある。
チベット高地で鳥葬が一般的になった理由のひとつに、火葬や土葬は環境に対する負荷が大きすぎることもある。大きな木がほとんど生えないチベット高地で火葬を行うためには、薪の確保が困難である。しかし、森林の豊富な四川省のチベット人は火葬が一般的である。土葬も寒冷なチベットにおいては微生物による分解が完全に行われず、かつ土が固くて穴掘りが困難なこともあり、伝染病の死者に対し行われる方法である。伝染病患者を鳥葬・水葬にすると病原体の拡散が起こりうるからである。
中国の西蔵自治区当局は鳥葬は非衛生的だとして火葬を奨励していたが、2006年に鳥葬について撮影や報道を禁ずる条例を公布して、伝統文化を保護することになった。チベットには約1000箇所の鳥葬用石台があるが、関係者以外による撮影や見物、および鳥葬用石台近くの採石など開発行為も禁じた。
とありますが、なんだか長くなってしまいました(汗)
掻い摘むと…
チベットの方からすると魂の抜けた「肉体」はただの「肉体」でしかない…
生きてきた中でたくさんの命を奪って生きてきたのだから、今度は自分が捧げる時…
貧富の差も影響しているんでしょうが、
日本の葬儀なんかと比べるとずいぶん対照的で驚きました。
日本の葬儀は、遺体を丁寧に扱い最期の最期まで誰かが付き添っているのが一般的…
葬儀の事を掘り下げていけば行くほど、奥が深いなぁと感じさせられた記事でした。