5月下旬 唐津へ (井手一男)

FUNETの会員様からの司会研修依頼だが、2年振りに司会研修をやる目的は、

そのブラッシュアップと、葬祭業界の動向・特に消費者の方向性と変わりつつある

葬祭業界…というようなお話が目的で、私にとっては懐かしい地域へ向かった。

実は先月、今回私が宿泊するホテルが会場となり、社葬の「偲ぶ会」をこの会社が

受け持たれた時、弊社の石川が司会を担当させていただいたご縁もあった。

 

さて、福岡空港に到着。

まずはじっとしていられなくて、博多で途中下車。

定番の因幡うどんに寄り、好物の肉うどんと煮しめのおにぎりを。

変わらない味、しかも値段がリーズナブル…満足。


地下鉄で東唐津へ向かう。

佐賀県佐賀市には6年間住んだが、誤解を恐れずに言えば、唐津市と佐賀市は、その民族性があまりにも違うようだ。唐津は、佐賀県にありながらも、その商圏は明らかに福岡である。

福岡の方が行きやすいし、というか佐賀市内に来ることなんて滅多にないはずだ。

(あくまで、私個人の感覚です)

 

姪浜駅を過ぎた辺りから地下鉄が地上に出て

筑前前原で乗り換えた。(直通もあるのだが本数が少ない)ここからはワンマンカー。



いつの間にか客はチラホラとまばらになり、

やがて私が好きな海岸沿いをノンビリと走ることになる…この景色が堪らないのだ。


海岸沿いにまで迫る小高い山には小さなトンネルを掘り、線路は延びるのだが、

<一瞬暗くなる>その感じも適度に心地よい。

浜崎や虹ノ松原(日本3大松原)を過ぎると目的の東唐津駅。

 



シーサイドホテルまでタクシーに乗ると、

左手に海に続く川沿いを、

そして正面には唐津城を見ながら進む。

唐津城は、秀吉の朝鮮出兵の際この地に築かれた「名護屋城」が移築されたと伝わっている。駅から歩こうと思えば

歩けないこともない距離。

あっという間にホテルに到着。


オーシャンビューで、部屋の風呂もそうなのだが、それでも大浴場へ向かった。

サウナや露天風呂があり最高だ。




部屋に戻ってベランダから静かに海を眺める。

贅沢な時間である。

夕食は唐津城まで散策しながら、今では早稲田(中高)になった、かつての唐津東高校(この高校も駅の反対側に移転した)の前を通る。

福岡からも全寮制の早稲田に通う人が多いと聞く…佐賀のレベルが上がるのだ。


通りにある「時の太鼓」は、川越の「時の鐘」を思い出した。

近くの居酒屋で軽く飲んで、部屋へ帰る。

何せ明日は、8時から研修だ。

では。


【告知】

来週の月曜日、ビジネスフェアのシンポジウムC-4講座を担当しております。

いくつかある【司会講座のダイジェスト編】になっております。

是非、ご来場ください。