慢性疾患ドライアイ(Nishida)

潜在患者が全国で800万人~最大2200万人と言われる「ドライアイ」。

ドライアイは「様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、

眼不快感や視機能異常を伴う」とされ、目を守るために欠かせない涙の量が不足したり、

涙の質のバランスが崩れることによって目の表面に傷ができたり、様々な症状を引き起こす目の病気です。ドライアイを放置すると、角膜や結膜の健康が損なわれる可能性があります。

 

原因は諸説ありますが、環境全体の乾燥化、コンピュータの普及、大気汚染や環境ホルモン、加齢などさまざまな説があり、諸外国のデータを見ても、いわゆる先進国の方がドライアイの頻度が高く、何らかの環境要因は明らかにあると推測されています。

 

私の場合、物がかすんで見える・信号の方向指示器の矢印がぼけて見える・

目がごろごろする・目が疲れやすい・光が異様に眩しい・充血・めやに・・・

などが主な症状。

定期的に視力検査をし、処方される目薬(涙に近い成分をもつ人工涙液)の点眼をかれこれ3年続けています。しかし改善はされません。夜は瞼が、ひどく眠い時のように落ちてきます。さらに症状がひどい時は朝、目が覚めると目やにで上下のまつ毛が固まり、手を使わないと目が開けられないということもありました。

 

有効な治療法はなく、結局、「生活環境を見直してください」と言われましても意味わからんからできせ~ん・・・ではなくて、無理なことなので平行線なのです。

 

なるとわかるしんどい症状です。日頃、コンタクトを使用している方、

車の運転やパソコンと向き合う時間が長い方、

読書やスマホを長時間いじる方、ばしばし瞬きをするよう意識してくださいね。

一般的には通常1分間に2030回程度ですが、画面を集中して見ている時は瞬きの回数が4分の1まで減少するんですって。

違和感が続くならすぐにお医者さんへ。市販の目薬は防腐剤を使用していたりして良くありません。最善は良いお医者さんを見つけることだと思います。ドライアイの薬も次々に開発されているようです。3年間人工涙液の処方だけでやってきましたが、違う病院で相談してみようと思います。

 

今じゃ白目がくすんだ色になってしまっていて、鏡を見るたびがっくりします。

やはり潤った瞳は魅力的です。目は大切に。