トイレのマナー(Nishida)

トイレは会社そのものを映し出す鏡とも言われています。多くの人が利用するパブリックスペースですが、誰にも見られていないから、という油断をしていませんか?会社のトイレマナーにイライラや不満を抱えている人が多いのも現実です。

と言う訳で、トイレに関するマナーについてまとめてみました。

 

トイレットペーパーの三角折り

ホテルや飲食店などでは「清掃しました」という印になるので、立つ鳥跡を濁さずのように、わざわざ三角折りにしておく必要はないそうです。それに使用後に手を洗っていない状態では衛生的にもちょっと嫌ですね。因みにこの三角折りは消防士が緊急出動する際に迅速に対応できるよう考案され、「ファイヤーホールド」と言う名前が付いているのです。

 

蓋の、閉める閉めない問題

蓋を閉めるかどうかについてのマナーは特に無いそうですが

①風水では、便器の中から邪気が出てくる=邪気に蓋をして幸運を呼び込む、という考えがあるようです。

②衛生的な問題として、流した際に汚水が跳ね、菌が飛び散り人から人へ感染してしまうことを防ぐなど、医療の観点からも閉めるよう指摘されています。

③暖房便座などの放熱を防ぎ、節電になります。また、便器への落下物を防ぐことにも繋がります。

友人宅などで利用する際には、

最初に閉まっていたら閉める、開いていたら開けておくのがベターなんだとか。便器が汚れている場合を除いて、蓋を閉めることでの消臭効果は無いらしいです。

 

ノック

ドア文化の欧米では厳密ではないもののノックの回数が定められていて、2回はトイレ・3回は親しい相手を訪ねる時・4回は初めて訪れる場所、なんだそうです。私は過去の経験から、鍵マークが青(開いている)でも念の為ノックをしてしまいます。

 

座りション

男女共用便器を懸念する女性も多いと思いますが、男性の「着座小便率」が50%に達したとの調査がありました。20151月に「男性トイレマナーステッカー」をテクテクという会社が発売し半月で数百枚と、好評な売れ行きなんだとか。立ってする場合も、最後に便座を下げることを忘れずに!!


立ちション禁止を促す「男性トイレマナーステッカー」のお願いメッセージタイプ(上)と

標識タイプ(下)参照:テクテク

 

 

 

 

あなたのマナーが表れる

 

自分が最後に使いきったトイレットペーパーは、次の人の為に新しいロールをセットする、芯を捨てる、落ちた紙くずは捨てる。手を洗った後の洗面台は、備え付け手拭きペーパーがある場合には拭いておく、清掃中に使うときは一声かけるなど・・・大切なのは、次に使う人に対する思いやりなのです