この夏のツアー、これからピークを迎える。
毎年、9月に行われる葬祭ディレクター技能審査試験対策講座でアチコチ周るのだ。
なんでこうなったのかは、自分でもよくわからない。
20年前、確かに1級のディレクター試験を受け資格を有していたけれど、
その翌年から始まった受験対策講座では、元々「司会実技」だけの担当講師だったが。
当初予定していた他の講師に不都合が生じたり、また私が司会専門というわけではなく
(当時、綜合ユニコム様の連載が司会記事だったからでしょう)
見積もりから施行担当、納棺、花屋、花環屋、返礼品屋、料理屋…と
何でもやっていた経験から(以前は派遣業者)司会以外も含めて抜擢されたのである。
お蔭で、20年間よく勉強できて大変ありがたいと思っている。
話は変わるが、先日M様がやってらっしゃる終活セミナー講座の一環で、
「エンディングノートの書き方セミナーの講師養成講座」なるものを受験した。
正直言うと、私は暇なときは何でも気になったら直ぐに様々な講座を受講する癖があり、
この時は「講座のタイトル」を読み間違えて申し込んだのである。
「…講師養成講座」とは、知らなかった。
だが、参加して非常に勉強になったことがある。
私は、講師ではない。
全然違った…自分でも薄々感じてはいたのだ。
まだ30代前半、俳優を引退して講座に立つ機会を得たときに、
私がイメージしたのは、私が18歳から修行した俳優になるための様々な訓練、
それを参考にするしかなかったのだ。
だから、ぶっ飛んでいたのだろう。
当時出席された方々はビックリされたはず。
受講生と喧嘩したり、「バカたれ!」と怒鳴ったり…非常識そのものである。
私はいつも全力で本気で向かうのだが、講座参加者の想いは色々で、
また別の次元にあるということに気が付くまで…何年掛かっただろうか。
あの頃、「講師養成講座」なるものがあれば、少しは違ったはず。
…というような思いを抱いて、様々な講師の話を聞くのは本当に面白い

そこで表題の「準備が着々と」だけど、私がツアーから帰る度に、
我が社のパンダさんたちのお蔭で引っ越しの準備が進んでいる。
進んでいないのは、私のデスク周りのみ…嬉しいような、悲しいような。
うちの事務所に、お掃除ロボットや引っ越しロボットがいれば良かったのに。
引っ越しの7月4日は間もなくだ。
【オマケ】
久々に四半世紀前にタイムスリップ。