長野県もまだ梅雨だ。
今の時期、雨に当たれば最悪の状況下だが、そうでなければ、只少しだけ湿気が多いだけ…と思えば何のことはない…やがてやって来る、あの夏の暑さの中「見て、スーツを着ている人がいるよ!」等と珍しがられ、汗を拭き拭き講習会場へと向かう自分を想像していたら寒気がした。今、風邪を引いたらジ・エンド…気をつけなきゃ。
松本に到着したのが6時過ぎ、チェックインを済ませてから軽く散歩。
その散歩の最中にブルブルっときた。少し肌寒いくらいだ。

まずい「ホテルに戻ってじっとしていよう」と思っても晩飯がまだ。
遠くに行き気が失せ、ホテルから徒歩1分程度の松本駅を降りた所にある榑木野という蕎麦屋に入った。メニューには、蕎麦屋なのに馬のモツ煮やら馬スジやら、元気が出そうなものが並んでいた。じゃ馬を食うかと、ついでに蕎麦も頼む。
その蕎麦の美味い事に驚いた。長野県にはそれなりに通っているが、つまり、それなりに蕎麦も食べたが、ピカ一の美味さだ。麺が全然違う。
以来、二日間の晩飯は幸福そのものだ。

美味い食事は、ホント人を元気にするのだ。
翌朝、これがまた便通も良い。ここまで来たら、完全に気に入った。

研修は短時間に中身が濃い。
基本的に理解して憶える事が多すぎて、葬儀の専門知識は短期間では身につかない。
20年前、1級試験を受験した者から見て司会が特殊、幕のクオリティが高過ぎる、
接遇は徐々に難易度が上がる、実技筆記はガラッと変わるから不明…
結局、試験の体制が変化しつつあるのに、今までと同じタイムスケジュールで進めるのが困難になりつつある。来季から検討が必要だ。

35名の参加で、今年は何名が受かるのか。
ここは毎年、1割程度しか落ちない優秀な県だから大いに期待したい。
事務局の方々の後フォローには、本当に感謝申し上げます。
受験する皆様もこれからの2ヶ月、研鑽を積んでください。