なるほど(Nishida)

その日のランチは偶然見つけたお店に行ってみました。

石窯ピザやパスタのお店。その名も「眠れる羊」。なんかちょっと怖い。

店の前に立つと目に飛び込んでくるのはなにかの文章。


実はこれ、成語(大昔にあった物や出来事。また、遠い過去から今に伝わる、由緒ある事柄。特に中国の古典に書かれている逸話のうち、今日でも「成語」や「故事成句」として日常の会話や文章で繁用されるものをいう)やことわざのようです。

日本には「ことわざ」がありますが、ことわざは「例え話し」で、故事成語にはもとになった「エピソード」があるのです。

ほんの一部ですが、「漁夫の利」「完璧」「破天荒」「明鏡止水」「矛盾」などは故事成語です。

ご存知でしたらごめんなさい()

 

肝心なお料理は、「季節野菜と明太子のクリームパスタ」を注文し、大根、人参、きゅうり、小松菜が入っていて、パスタでそれらの野菜をいただくのは初めてのことでしたが・・・美味しかったです。


漢字が読めないし、気になったので表にあったものを調べてみました。今回は以上です。

 

不義にして富み()(たつと)きは浮雲(ふうん)(ごと)し(論語 述而)

・・・・・人の道からはずれた方法で得た富や地位は,はかないものである。

 

(われ)諂諛(てんゆ)する(もの)吾賊(ごぞく)なり(荀子(じゅんし)

・・・・・こびへつらってくる人間は、自分の賊でしかない。

 

回瀾(かいらん)既倒(きとう)に返す(韓愈(かんゆ)「進学解」から)

・・・・・崩れかけた大波を、もと来た方へ押し返す。形勢がすっかり悪くなったのを、再びもとに返すたとえ。

 

(とう)()もの(のい)(げん)わざれども(した)(おのず)(みち)成す(なす)史記(しき)()将軍伝(しょうぐんでん)(たすく)から)

・・・・・桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。

 

和して同ぜず

・・・・・人と協調はするが、自分の意思をしっかり持ち、むやみに同調することはしない。