椎間板ヘルニア(Nishida)

現在、寝たきりになってしまった兄。

7月上旬のこと。

「動けなくなった。迎えに来て」それが始まり。

 

仕事の出先にたまたま近くにあった病院で「椎間板ヘルニア」と診断された。

歩くことはもちろん、立つことも待合で座っていることも出来ない状態で

入院を勧められたが、なんせ自宅から2時間もかかる病院だからと帰宅することを選んだ兄。翌日は救急車で病院に行くほど一晩中痛みに悶絶してうめき声をあげていた。

痛み止めの点滴、坐薬も全く効かない程の痛み。MRIを撮って結局また帰宅。

 

そんな訳である一定の姿勢でほとんど寝たきりの状態になっている。

食事も横になったまま。トイレに行くのも一苦労だからか、用意した食事も半分以上残すようになった。痛みで睡眠もままならないからひどくやつれた顔をしている。

ちょうど1週間。みるみる痩せて、いよいよ本人のストレスも限界に達しているはず。

 

してあげられることには限界がある。うめき声をあげていても痛みだけはどうしてあげることも出来ない。看るほうもしんどい。

こんな状態でも医師はすぐに手術は必要ないというのだから酷な話だ。

 

「椎間板ヘルニア」恐るべし。

 

END