兄の腰に強烈な痛みを生じてからちょうど1ヶ月。
「1週間から2週間安静にしていれば痛みは引く」と
医師の言うように本当に立てるようになるのか?!という疑問を
痛みに悶絶しながら耐え抜いた。
相変わらず寝たきりだけど、食事はちゃんと摂ってくれるようになった。
痛み止めの薬が無くなったので、病院に付き添うことに。
2週間ぶりの外に感動するや否や、猛烈な暑さと、
蝉が鳴いていることに心底驚いたようでした。
結局、現状を見た医師はさらに2~3週間安静の指示。
それでも痛みや痺れが引かなければ手術も検討しようとのことでしたが、
人間の体はうまいこと出来ていて、飛び出した椎間板が神経を圧迫して痛みや痺れが起きるのだけど(坐骨神経痛)、時間と共にその神経が圧迫されている箇所を避けるように変形するのだそうです。手を施さずとも、痛みが当初より和らいでいるのがその証拠らしいです。
しかし約3割のひとが痛みに耐えられず、即手術を希望するのだとか。

ある時ふと気が付きました。
体が思うようにいかない。仕事に行けない焦り。
そしていつなん時襲ってくるか分からない強烈な痛み・・・
一番ストレスを感じているはずの兄なのに、焦りやイライラを出したりせず
心がいつも穏やかなのです。
私に気を遣っているのはわかるけど、立派だなぁ・・・と
兄妹ながらに感心してばかりです。
もう少しの辛抱です。
早く良くなりますように・・・
つづく・・・