一昨年、カブト虫が20以上の卵を産み、去年成虫となり外に返しました。
驚くことに当時のことを息子は全く覚えていないんだとか(笑)
ある夜、ヘルニアで安静にしている兄に息子が「カブト虫捕りに行こう!!」と
駄々をこねました。
夏になると毎年、近所の山に探しに行くのが恒例でしたが、そろそろ私の頼りなさに気が付いたのでしょう(笑)一生懸命兄にお願いし、歩けないから車で探しにいくことに。
「木の匂いでわかる」と言うのですが、そんなバカな・・・と
窓全開で香りを感じながら山道をゆっくり走っていると、「あったあった」と
奇跡的に一本だけカブトがうじゃうじゃ付いてるクヌギを見つけたのです。
恐れ入りました。「木の匂い」というより「カブトを飼育している匂い」です。
足元を気にしたり、クモの巣を避けたり、懐中電灯を手に
歩きまわる苦労を何一つせずとも、捕り放題(笑)
飼う分だけ、という事でカブトのオス2匹、メス1匹、コクワガタ・・・を持ち帰り、
今年はさらに大きなケースを用意し、現在飼育しています。
案の定、数日後には息子はケースを覗くことすらもしなくなりました(笑)
でも、産まれた卵が来年の夏に立派な成虫になるのを見守るのも、悪くないかな。

END