いつの頃からか…(井手)

以前は、「老人」、「年寄り」等と漠然と呼ばれていたのだが、

気が付くと「高齢者」に変わり、しかも年齢で厳密な線引きがある。

最近は慣れたが、慣れるまでに時間が掛かった。

ただ、ややこしかっただけかもしれないが…

 

65歳以上の人が高齢者という定義はWHO(世界保健機関)が決めたらしい。

日本ではWHOに従いつつも、

65歳~74歳までを前期高齢者、

75歳~89歳までを後期高齢者、

90歳以上を超高齢者と定義している。

後半はあまり知られていないし、ハッキリ言って、ちょっと面倒くさい。

 


それでも法整備などの関係もあって、覚えていくしかないのだから始末に悪い。

更に面倒なことに、最近では、この定義を見直して方がよいのでは…との意見もある。

確かに、昔と今は高齢者の元気度が違うように思う。

 

ただ現実には、生産人口(20歳~64歳)で支える高齢者の問題がある。

1990年には、5.1人の生産人口で支えていた。

2012年には、2.4人の生産人口で支えていた。

(これももう危ないのだが)

2060年には、1.2人の生産人口で支えていくという予測が出ているが…

絶対に無理だ。

 

どうなるのだ、これからの日本!