万灯祭り (井手)

子供を連れて地元のお祭りに行ってきた。

もう飽きるほど通っているが、数年おきに来る子供たちにとっては楽しみだろう。

小さい子がいる時は、必ずこの列車に並んでから乗る。

並ぶほどかと思うのは我々の感性で、子供は嬉しそうにしているのだ。

1回2周で、一人100円。

かつては50円だったが、暴利ともいえるほどの値上げ振りだ

その後は、何かを掬うのが趣味みたいに夢中になっている。

何個取っても取らなくても、我々はどうでもよいが夢中になれる子供が羨ましい。


そして肩車であちらこちらと連れ歩き、山車を見て驚き、鬼を見て引く。

私は翌日、肩が居たくて仕方がない。

トレーニングしないとね。

子供は、盆踊りやフラダンスをいつまで見ても飽きないのは何故?

不思議だ。


そう言えば、小学校6年の女の子が小さい頃に

「動いちゃだめだよ、すぐ戻るから席を取っといてね」と何度も念を押し、

近くに飲み物を買いに走って戻ったら…もういない。

一瞬心配したら壇上から声が聞こえる…居た、舞台の上に!

司会のお姉さんからインタビューを受けていた。

「今日は、誰とどこから来たのかな?」

「えーと、日本です」

爆笑だった。

このエリアは、基地で働く人たちが店を出し舞台が用意してある交流広場だ。

色んな国の食べ物が揃っているが、小さいながらもこの感覚はわかったんだ。


埼玉に越して、15年位になるが…やがて埼玉人みたいになるのだろうか。

少し嫌だけど「うどん」とか「お茶」とかは、福岡よりスキになっちゃったよう。

こうやって変わっていくのだろう。