姪の子と鉄板焼き (井手)

私は出張の時は、川越駅か入間市駅か狭山市駅まで送り届けてもらうようにしている。

いつもは家内にお願いしているのだが、その日は児童相談書の所用と重なり、

仕方なく我が家の隣に住む姪に送迎を頼んだ。

(姪とはいえ、半分娘みたいなものだ…少6まで一緒に風呂に入ってた)

快くOKの返事をもらい、2歳のSちゃんが一緒にドライブすることになった。

これが楽しみだったのだ。ついでに昼飯も済ませていこうと、親子3人のように

(ちょっと無理がある)ステーキ屋さんに入店。



Sちゃんは少し難しい時期で、目の前でお肉を焼いてくれるオジサンを見て意識過剰。

「ジャムおじさんみたいだろう!」と云ってみたが、思いっきりスベリ―――

なかなかいつものペースには戻らない。

2歳の子が、誤って鉄板に手を乗せたら危ないだろうなと気を遣っていると、

お店の方が鉄板のこちら側だけしか火を入れませんから、と配慮してくれた。

子供は、何となく自分が気を遣われているのが分かるらしく緊張しているし、

この雰囲気に慣れるのに時間が掛かってしまったようだ。

まあ初めてのお店だから仕方がないだろう。

そして我々が食事を終わる頃になって、やっと慣れてきたようで少し騒がしくなる。

マイペースだわ、都合がないからね。

白いご飯が大好きだからパクパク食べるんだけど、同時に肉もつつく…そして肉は出す。

折角料理人が子供用にと小さく捌いてくれたのに、まだ無理だった。

(汚くて申し訳ない)

それでも美味しそうに食べるSちゃんは天使のようだ。

放って置いたら背中から羽が生えて、ホントに飛んで行くかもしれん。(笑)

帰りは店員さんに思いっ切り手を振っていた。



その後、珈琲館でお茶をしながらリラックス。

必死に私に話しかけてくる…何か説明してくれているようだ。

きっと観光地を紹介してくれたんだ。(多分)

もしかしたら、ここへ連れて行ってくれる…と云っているのか。


こうして癒されて、北陸から東北まで研修旅行へ向かうのである。

さてさて、お土産は何を買おうかな?

では。