正月の朝は雑煮を頂いたら家族6人揃って初詣。
あまり寒くなく、正月らしさが感じられないが、
我が家には今3歳のチビがいるから相当喧しい。
お参りの列に並ぶのも大変である。
地元の氏神・入間野神社で今年の無病息災と平安祈願を済ませる。
その後はファミレスで1時間程ノンビリ過ごす。
毎年変わることのない正月の風景。
今年もどうか穏やかに…
お参りの行列に並んでいる間、神社に祀ってある“男神”と“女神”の違いによる
神社の屋根の形の違いを小6の娘に話した。
屋根の上の空に向かって伸びている棒を「千木(ちぎ)」といい
屋根の上に載っている棒を「鰹木(かつおぎ)」という。

千木の切り口が「垂直」か「水平」で、“男神”と“女神”に分かれる事。
また鰹木の数が「奇数」か「偶数」で、“男神”と“女神”に分かれる事

見難くて申し訳ないが、鰹木が5本(奇数である…男神)
しかし、この話は伊勢神宮の内宮を基準にした考えらしく、
大体合うことの方が多いのだけれど、一概には言い切れない。
(というのが正しいようです)
実際、氏神様である入間野神社にお祭りしてあるのは
大山祗命(おおやまねずのみこと)…恐らく女神(諸説あり)
木花策耶姫命(このはなさくやひめのみこと)…女神
であるから、この神社の屋根の形は可笑しいとなるのだが。
神社にも歴史があり、ここ入間野神社は1192年の鎮座が伝えられています(古い)。
旧号を国井神社と称し、後に御岳大権現と。
明治元年社号改正につき御岳神社と改称。
明治40年、浅間神社・神明神社・天神社、稲荷社を合祀して
明治44年両村社を合祀して入間野神社となっていることから、
ご祭神があれやこれやと変遷を繰り返すような事態に…
でも、これが一般的な日本の神社でしょう。
だからルールがあるのかないのか、明確な答えが見つけられないのです。
因みに、初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、100年位前から。
その頃から今と同じように、氏神や恵方とは関係なく、
有名な寺社に参詣することが一般的になったらしいですぞ。
初詣も伝統と云えるような…そんなに古い習慣ではありませんでした。
(大体そんなもんです)
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本年も宜しくお願い致します