救える”命” (井手)

 

狭山市で3歳の女の子が母親と内縁の夫に虐待を受け、命を落としました。

 

到底、人間とも親とも思えない二人への感情は押し殺して筆を進めます。

 

 

 

本当に何ともならなかったのか?

 

何か出来ることがあったはずだ。

 

特にご近所の方々は忸怩たる思いでは…

 

そう思える事件。

 

とても悔しいですが、行政の限界…この繰り返しです。

 

 

 

報道によると、近所の住民から警察への通報が2度あったそうです。

 

しかし外傷が無かったため児童相談所への通告はなかったとか。

 

このことだけでも分かる通り、児童相談所と警察の連携は思うようには進んでいません。

 

でもご近所の住民が「189」の電話番号を知っていたら。

 

 

 

我が家は、その狭山市で里親をやらせていただいています。

 

現在も3歳の男の子を預かっています。

 

とても他人事とは思えません。

 

助けることが出来たのではないか、と思っています。

 

私が言うのも可笑しいかもしれませんが、

 

この世は不公平で、神も仏も本当はいないんじゃないか?

 

女の子の命は絶対に戻ってきません。

 

 

 

【救えるかもしれない命の為に、各自が出来ること】

 

いきなり警察には電話しづらくても、児童相談所は垣根が低いと思われます。

 

「虐待かな」と思ったら、児童相談所共通ダイヤル「189」に電話しましょう。