FP2級の試験 (井手)

 

124日の日曜日、FP2級試験を受験した。

 

予想以上に難しかったが、結果は、まあ大丈夫だろうとは思う。

 

しかし発表は33日である。

 

昨年の春先、徳川家康没後400年を記念して連続開催された江戸の歴史を学んだ。

 

その中で、徳川の他に類を見ない政策の数々を知りとても面白かった。

 

だからこそ世界でも珍しい265年間に亘る戦争のない平和な時間があったのだ。

 

そして武士と云うイメージの大半は、この江戸時代から来ている。

 

例えば、武士道…これは儒教である。

 

江戸以前は、明確な武士道と云う考え方は存在せず、殺した者が勝ちという、

 

世界共通の感覚しか持ち合わせていない者が多かった…とか。

 

 

 

また終活関連の講座にも頻繁に出席したりして、興味が湧いたというか

 

自分に足らないのが何かと云うのが見えてきたからFPの試験につながったのだ。

 

5月にユーキャンに申込み、そのまま手が付かずに9月を迎えた。

 

だって送られてきたテキストが6冊以上ある。

 

あの葬儀概論の3冊分は優にあるのだ…頭が痛くなった。

 

 

 

夏が終わりを迎えた。

 

仕事も一段落したし、少し時間が出来るからと勉強を始めた。

 

ユーキャンのビデオ講座があり、向学の為にも…なんて言い訳がましいが買った。

 

それを見てビデオ教材の作り方を参考にしようと思ったが…

 

 

 

そのビデオの中で先生がニコニコ微笑みながら、

 

「この辺は頭の隅にでも入れといてくださいね、はい、では今日はここまで」

 

みたいな事を何度も何度も云っていた。

 

そんなに毎回頭の隅って言われていたら

 

「頭の隅が、一杯になっちゃぅよ」なんて冗談でビデオの先生に返事をしていた。

 

この頃はまだ良かった。

 

 

 

11月少しは勉強もしたからと、過去問題を初めて解いた。

 

難しくて吃驚した。

 

全然イメージと違う。

 

ユーキャンは何処にポイントを置いているのか?と疑問を持った。

 

頭の隅にって…それしか出ないし、また習っていないことが山ほど出題されていた。

 

「ン~参ったなあ!」

 

そこで悟った。

 

ユーキャンは悪くない。

 

悪いのは自分。

 

簡単にFPの試験に受かるなら、誰も苦労はしないはず。

 

まして私は、保険屋でもないし不動産屋でもないし経理専門の事務職でもない。

 

畑違いの人間が受験する、と云う覚悟が出来ていなかった。

 

そこからやっとエンジンが掛かった。

 

あらゆる問題を解くべきだったんだと、他の問題集も買った。

 

勉強になった。

 

面白かった。

 

 

 

そして試験の日は、記録的なとても寒い日だった。

 

学科試験は2時間で60問…全て4択の試験。

 

実技試験は1時間半で40問…問題の数は40問だが75問ほど解答欄はあった。

 

私が電卓を新調して会場に持参した…電卓なんて滅多に使わないし。

 

面白かったなあ、ドキドキした。

 

受かっても落ちても、どちらでも構わないが自己採点では受かっているようだ。

 

 

 

今年の葬祭ディレクター試験対策の学科問題では、相続の2割加算や孫養子の話やら、

 

年金、労基法、贈与の暦年や相続時精算の数々の特例など、新問題には困らないな。

 

 

 

さて、来年は何にチャレンジするか?

 

僧侶にはいつでもなれるので、受け入れてくださる寺院を見つけて

 

僧侶になってもいいかな、いやまだ早いかな…等と思っている。