1月24日の日曜日、FP2級試験を受験した。
予想以上に難しかったが、結果は、まあ大丈夫だろうとは思う。
しかし発表は3月3日である。
昨年の春先、徳川家康没後400年を記念して連続開催された江戸の歴史を学んだ。
その中で、徳川の他に類を見ない政策の数々を知りとても面白かった。
だからこそ世界でも珍しい265年間に亘る戦争のない平和な時間があったのだ。
そして武士と云うイメージの大半は、この江戸時代から来ている。
例えば、武士道…これは儒教である。
江戸以前は、明確な武士道と云う考え方は存在せず、殺した者が勝ちという、
世界共通の感覚しか持ち合わせていない者が多かった…とか。
また終活関連の講座にも頻繁に出席したりして、興味が湧いたというか
自分に足らないのが何かと云うのが見えてきたからFPの試験につながったのだ。
5月にユーキャンに申込み、そのまま手が付かずに9月を迎えた。
だって送られてきたテキストが6冊以上ある。
あの葬儀概論の3冊分は優にあるのだ…頭が痛くなった。
夏が終わりを迎えた。
仕事も一段落したし、少し時間が出来るからと勉強を始めた。
ユーキャンのビデオ講座があり、向学の為にも…なんて言い訳がましいが買った。
それを見てビデオ教材の作り方を参考にしようと思ったが…
そのビデオの中で先生がニコニコ微笑みながら、
「この辺は頭の隅にでも入れといてくださいね、はい、では今日はここまで」
みたいな事を何度も何度も云っていた。
そんなに毎回頭の隅って言われていたら
「頭の隅が、一杯になっちゃぅよ」なんて冗談でビデオの先生に返事をしていた。
この頃はまだ良かった。
11月少しは勉強もしたからと、過去問題を初めて解いた。
難しくて吃驚した。
全然イメージと違う。
ユーキャンは何処にポイントを置いているのか?と疑問を持った。
頭の隅にって…それしか出ないし、また習っていないことが山ほど出題されていた。
「ン~参ったなあ!」
そこで悟った。
ユーキャンは悪くない。
悪いのは自分。
簡単にFPの試験に受かるなら、誰も苦労はしないはず。
まして私は、保険屋でもないし不動産屋でもないし経理専門の事務職でもない。
畑違いの人間が受験する、と云う覚悟が出来ていなかった。
そこからやっとエンジンが掛かった。
あらゆる問題を解くべきだったんだと、他の問題集も買った。
勉強になった。
面白かった。
そして試験の日は、記録的なとても寒い日だった。
学科試験は2時間で60問…全て4択の試験。
実技試験は1時間半で40問…問題の数は40問だが75問ほど解答欄はあった。
私が電卓を新調して会場に持参した…電卓なんて滅多に使わないし。
面白かったなあ、ドキドキした。
受かっても落ちても、どちらでも構わないが自己採点では受かっているようだ。
今年の葬祭ディレクター試験対策の学科問題では、相続の2割加算や孫養子の話やら、
年金、労基法、贈与の暦年や相続時精算の数々の特例など、新問題には困らないな。
さて、来年は何にチャレンジするか?
僧侶にはいつでもなれるので、受け入れてくださる寺院を見つけて
僧侶になってもいいかな、いやまだ早いかな…等と思っている。