葬儀社に於ける最近の傾向だが、司会業務から逃げる新人が多いと聞く。
これはいけない…“上手い・下手”以前の問題である。
(ついでに言うと、納棺業務からも同じ傾向です)
どの仕事にしても同じだろうが、入社以来その業務から逃げていると…
いざと云う時に司会者がいなくて困るベテランの姿をいやと云う程見てきた。
それでもベテランには、そのキャリアから来る「抜け道」もあるだろうが、
新人にはそんなものがあるわけも無く、悲惨な結果を招くのは、
その新人と云うより“葬儀社”であり“遺族”そのものなのだ。
例え家族葬といえども最低限の進行は当然である。
Youtubeを覘いても、酷い葬儀司会が多い。
(酷い…というのは上手い・下手ではなく、ルールを知らなくて無茶苦茶なのです)

葬儀の司会は、その規模の大きさにかかわらず、最低限のルールがある。
ルールを学ばずして、尚且つ、逃げるのはよくない。
免許を持たずに車の運転はしないでしょう。
免許持っていても、危ない運転手はたくさん居ますよね。
でも少なくとも免許を取る、それが車を運転するための最低限のルールなんです。
運転が得意な人もいます。
出来れば運転したくないというペーパードライバーだっています。
カースタント専門の人もいればレーサーもいるでしょう。
司会にも、葬儀ならではのルールがあるので学んでいただきたい。
その先に、“巧い”とか“個性がある”とか“味がある”とか色分けできる。
端から巧い人なんて存在しませんから。
どんなプロでも、最初は素人から始まるのです。
到達地点が違うだけで、最初に学ぶのは同じ事なんです。
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