学びと変化 (井手)

 

―葬儀司会に於いて―

 

どんなに良い原稿があっても、

 

それを読みこなす力、

 

それを表現する力、

 

その決まり事(ルール)を知らなければ、

 

到底、人に伝わるものではありません。

 

 

 

例えば、「料理を作るのが好き」そして「皆様に喜んで食べていただきたい」。

 

どんなに心の底から思ってもいたとしても、思うだけで力が付くわけじゃない。

 

思うだけで料理は上達しないし、思うだけでは味覚が発達することはありません。

 

上手くなったり美味しくなったりするには「学び」があるのです。

 

恐らく、一生涯続くであろう学びが…

 

 

 

これは大工さんの業務にも同じ事が云えます。

 

例えば、葬儀社のスタッフが葬祭ホールの内覧会に行ったとして、

 

自分が自社ホールの図面から関わった経験を持つ人の見る目と、

 

そうでない人の見る目は、同じ葬儀社であっても違ってきますし

 

また、一般消費者のホール内を見る目とも大きな違いがあるでしょう。

 

そして建物のプロである大工さんは大工さんで、見る場所がそもそも違うし、

 

何故そのように作ったかなど、判断についての意味合いがまるで違ってきます。

 

プロの目、とはそういうものでしょう。

 

 

 

 

プロではなくても、私の友人で高校までバスケットボールをやっていた人達は

 

テレビでプロレベルの試合を見ていても、シュートを打つ人が、

 

パスを貰った瞬間の姿勢、そこからの動き、またそのタイミングなどを

 

総合的に判断して、このシュートが入るかどうかを云わせれば…大概当たります。

 

不思議ですよね。

 

 

 

これは、私が担当させていただいている葬儀司会講座も同じです。

 

本人が実演出来るかどうかは別にしての話で申し訳ありませんが、

 

各県のセミナー主催事務局の担当者は、すぐに“音の違い”が聴けるようになります。

 

受講生よりも先に…

 

これも不思議です。

 

 

 

きっと【上達する・上手くなる】ということは、

 

基本のルールを知り、それを守ってトライしていく中で、

 

上記にあげたような変化が、本人の中に起こることじゃないでしょうか。

 

少なくとも、自他ともに「何かが変わった」と感じられることなんでしょう。

 

それを体感できれば、立派な学びです。

 

 

 

【告知】セミナーの案内です。

 

祭セレモニー司会術

 

【ベーシック&アドバンス講座】

 

【ベーシック講座】201633日(木・友引前)10:001700

 

【アドバンス講座】201634日(金・友引)  10:001700

 

会場:飯田橋レインボー会館 会議室(東京都新宿区)

 

 

 

お申込み方法:綜合ユニコム株式会社

 

企画事業部  TEL03-3563-0099

 

webでもお申込みいただけますhttp://www.sogo-unicom.co.jp

 

 

 

本講座は、葬儀司会の初心者から指導担当者、専門の司会業者まで、すべての実務担当者を対象に、葬儀司会における聞きやすくクセのない「進行アナウンス」と「弔電」表現について学ぶ『総合葬儀司会講座』です。講座当日にお渡しする練習用CDで受講後も繰り返し練習が可能です。すでに現場にいる方の技術向上、またこれまでに当セミナーを受講された方も、ご自身の復習や部下育成の機会として、ぜひ本講座をご活用ください。