大阪府の人口が減少している。
日本の人口は、2008年を境に減少しているが、
地方の市町村ならまだしも大阪府が減少とはショックである。

【日本経済新聞から抜粋】
2015年の国勢調査速報によると、人口は883万8908人と前回調査(10年)に比べ0.3%減った。第2次世界大戦の影響で減った1947年の臨時国勢調査以来、68年ぶりに減少に転じた。
減少数が目立ったのは工場地帯だ。中小製造業が集積する東大阪市では大手企業の海外移転に伴い受注が減り、工場の減少に歯止めがかからない。1983年に約1万あった製造業の事業所数は、現在は「5000を下回っている」(大阪府の大阪産業経済リサーチセンター)とみられる。門真市でも大手メーカーの生産の海外シフトなどの影響が出ているようだ。
一方、大阪市など10市町の人口は増えた。
10年の国勢調査で人口が増えたのは東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県と愛知、大阪、滋賀、福岡、沖縄の計9都府県。このうち、今回の速報を公表済みの神奈川、千葉、埼玉、愛知の4県は増加を維持したが、大阪府は減少に転じた。
【以上】
大阪市の税収の約半分が生活保護費に充てられている現状を考えれば…
まあ、府と市は違いますが、色々と気になるなあ。
(生活保護ビジネスとか中国人の申請問題もあったし…)
大阪市の税収、約6.000億に対して生活保護費約3.000億。
これではやっていけない筈だが、国の負担が3/4だから大阪市は1/4で済む。
それでも、とっくに底が抜けているのではないかと思う。
政令指定都市の中で生活保護率が最も高い大阪市、今後どうなるのだろうか。
(少し前のデータだが、全国1.47%、大阪市5.29%)
更に、全国の主要都市の人口が減少する時が来るのは分かっている。
東京もいつか「人口が減少に転じました」というニュースを聞くことになる。
何だか、とても寂しい。