私はシンプルな司会が好きだ。
(赤霧も好きだ)
今回の司会講座は、ダイジェスト版である。
新人からベテランまで全員集合である。
今後、司会を担当する可能性がある人にもご参加いただいた。
参加者は青森からの特別参加を含めて25名程度。

講座自体は、様々なメソッドを持ちより
それぞれのレベルでチャレンジしていただいたのだが、
やはり仲間同士、楽しめるメソッドでは…うるさい、賑やか、楽しみ過ぎ…である。
この明るさ・元気の良さ・統一感は、他でも経験している。
このようなグループは成功するだろう。
今後が楽しみである。
現場からの質問を幾つかいただいた。
その中に思わず懐かしさが蘇ったものもある。
私も同じ悩みがあったから。
質問の詳細は公表できないが、巧みに誤魔化すような言葉は性に合わない。
トリックアナウンスは好きではない。
シンプルな司会が好きだ。
シンプルで、研ぎ澄まされ、張り詰めた空間に広がる人の温かさを醸し出したい。
勿論、個性の違いで優しい司会が似合う女性もいる。
それでも言葉は限られてくる。
司会者の言葉は平面にあるわけではなく、
立体感を伴うものだということを体感して欲しい。
と、偉そうに云っているが、私自身
どこかに素敵な言葉がないか、便利な言葉がないかと、
探し回った挙句に辿り着いた着地点である。
でも、素敵な「音」や「音の流れ」はあることを忘れないでほしい。
では。