先日、えりあしに出来た、しこりの切除手術を受けたのですが、
世間的には「ちょっとした手術」でも本人としては激痛を伴うものでして…
1本だと思っていた麻酔の注射も、2回、3回と続き、追加を合わせて計8回ほど
打ったと記憶しています。その間、痛みと恐怖から気持ち悪くて気持ち悪くて、
呼吸が乱れていると、先生が「ドキドキしたり、気持ち悪かったりしない?」と聞くので
「ドキドキしてしてるし気持ち悪いです」と答えると、高らかに笑い飛ばす先生をちょっと嫌いになるかと思いました(笑)3針縫って手術は終わり、麻酔のお陰で痛みも無く、御礼を言って診察室を出ると、待合で待ってくれていた母が、私の顔を見た瞬間、吹きだして笑いだす…「顔が真っっ青(笑)ほんと根性ないわね(笑)」と。
こちらは座り込みたいくらい気持ちが悪いというのに(笑)
その後は、えりあしという場所だけに、自分で見えない中、毎日の消毒を心がけ、
ムチ打ちをおこしているように、左右に首が振れない状態で、心労の絶えない10日間を過ごしました。抜糸の痛みはどれ程のものだろうかと完全に上の空。
抜糸の日は、待合で順番を待っている途中、出産の時や喉の手術の時よりちょろいもんだと気を紛らわせても、恐怖に耐えられなくなりその日は「日を改めてまた来ます」と
逃げ出してしまった(笑)なんてへたれなんだろう…
翌日、覚悟を決めて抜糸に行くと、恐怖をよそに全く痛みを感じず一瞬で終了。
一気に気が抜けて、情けない自分に笑えてきました。
後日知ったこと。箇所は違うけれど母は3回、兄も1回、同じ手術の経験者だった。どうやら良性腫瘍が出来やすい遺伝らしい。つまりまたできる可能性があるということなのか。
またあの激痛をもたらす麻酔の注射を打つと思うと、気分が悪くなるへたれなのでした。
よく子どもが産めたもんだ(笑)
