
人は出会って、目があって、挨拶をするところまでの
10秒以内で第一印象を判断しているといいます。
相手と初めて顔を合わせた時、自分に対する印象のほとんどが
その場で決まってしまううえ、1度抱かれた印象を変えるのは難しく、
第一印象で自分に好意を持ってもらうことが出来ないと、
その後も良い印象を持たせるのが難しいのです(初頭効果)。
つまりは初対面での対人コミュニケーションは
非常に重要なものとなります。
私の場合、いつもへらへらしているので(笑)話しかけやすいと言われます。
実際、有難いことに相手方から声をかけてもらって、
親しくなっていくパターンが多いです。
あ、同性に、ですよ(笑)
第一印象のことを書きましたが、言いたかったのはその先の、中身のこと。
年齢性別問わず、飾らず、いつも穏やかで優しい雰囲気に包まれたような、
あーこの人好きだなぁ・・・と思える方っていますよね。
そういう方とは自然と長いお付き合いになってゆくのですが、
第一印象のイメージから全くぶれませんし、憧れてしまいます。
先日お会いした前職の頃のお客様も80歳になったと仰っていたけれど
雰囲気は当時のままとても優しく、会えた時に素直に嬉しくなります。
あの、ホッとする感じ。どうしたらあぁなれるのでしょう。
仕事で培う接客ノウハウや気配り、気遣いとは違う、
心配りが自然とできるのはそもそもの人柄だと思うのです。
思いやりのある人。相手を大切にできる人。
それが自ずと話し方、振る舞い、表情に出てくるものなんですね。
一緒にいる時間は自分もなんだか優しい気持ちになる。
人柄や雰囲気を真似ることは出来ませんが、
相手を大切に思う心は見習いたいと思う今日この頃。
END