年齢に関する雑記 (井手)

 

 

 

こんなのは常識だと云われると恥ずかしいですが、

 

誕生日前日の午後12時に年齢が加算される数え方を満年齢と云います。

 

誕生日当日に年齢が加算されるのではありませんので注意しましょう。

 

 

 

そこで、「満年齢」と「数え年」の間には、

 

以下のような計算式が成り立ちます。

 

誕生日の前(日午後12時)までは、「満年齢+2=数え年」

 

誕生日の後は「満年齢+1=数え年」となります。

 

 

 

因みに、現在の日本では20歳から男女共に「大人」の仲間入りですが、

 

国によっては、男女でも違いますし、また20歳からとは限りません。

 

(昔の日本でも、元服はもっと若い)

 

 

 

要するに、それぞれの国が何歳から「おとな」の仲間入りを認めるか、

 

ということなのでしょう。

 

 

では、世界ではどうなっているのでしょう。

 

(下の表をご覧ください)

 

 

 

<主要国の成人年齢一覧表>

 

 

 

世界の主要国を含め、半分以上の世界の国が18才を成人年齢としています。

 

アメリカは州によって規定が違っています。

 

またイギリス、ドイツなどは、19601970年代に、

 

それまで21歳だった成人年齢を一気に3歳引き下げています。

 

これは徴兵制と学生運動がその原因です。

 

しかし日本には、徴兵制はありませんからね。

 

 

 

18歳成人年齢は、義務と権利の狭間で誕生したのでしょうか、

 

それは若者が勝ち取ったのでしょうか。

 

 

 

日本では、今夏の参院選より始まる18歳から選挙権。

 

本当に大丈夫でしょうか?

 

政府が決めたことです。

 

勝ち取ったというイメージは全くありません。

 

少し、歪(いびつ)で、不安を感じているのは…私だけかな。

 

 

 

では。