9月7日の葬祭ディレクター技能審査試験対策講習会が、
5月下旬、私のスケジュールの都合で開催がこの時期に執り行われた。
誠に申し訳ない。
この試験は毎年のように若干の変更が続いている。
今年、司会実技の“自由課題作成方法”の大幅な変更(だと思っている)が、
受講生にどんな影響を及ぼすだろうか、と危惧していた。
案の定、以前より厳しくなりそうである。
結果、早すぎて悪い事ではなくなったのである。

5分の間に問題の全て理解し、それから自由課題を作成するのはプロでも厳しい。
5分でなければ出来るだろうが、文章を書くのは時間もかかる。
1級試験では、社葬に相応しい(格式高い)文章表現力と文章作成能力…
も必要となれば、尚更のことである。
(現時点では、そこまでは要求してないとは思うが)
皆さんにやっていただくと、時間内に終わらない人が続出した。
有り難いことに時間はタップリある、これから研鑽を積んでください。
しかし判定の基準として、これが以前より正しいのではないだろうか。
司会の実務経験が無いと厳しく、あればクリア出来る、そんな感じがしたから。
実技試験は、その実技を実演していただかないと意味がない(5分は厳しいけど)
葬祭の専門学校は、公認・非公認を含めると全国に何校あるのか。
毎年のように新しい学校が産声を上げるが、現在7~10校程度か?
これらの学校の生徒は、かなりの合格率で受かるのではないだろうか。
(勿論2級だが)
全国に毎年200人程度の受験生がいると仮定したら、
受験者数の約1割だから、全体の合格率を上げるのに貢献している。
貢献?…この表現が正しいかどうかは、やや疑問だ。
(合格率が上がり過ぎると、試験の問題はハードになる)
それにしても若い女性が普通に集まる「介護と葬祭」は今の流行らしい。
それは受験者の数にも、合格者の数にも明確に表れているだろう。
現場で女性の数が増え続けているのだから、当たり前と云えば当たり前だ。
この業界、若い女性の力で変えられる部分はあるはずだ。
きっと、多分、若いから…ある。
ということで、明日は、長野の善光寺についての所感。
色々と調べたいこともあり、全部ではないが書いてみた。
明日から2日間連続エッセイです。
では。