ネット社会には、大きな落とし穴がある。
所謂、デマ拡散だ。
井戸端会議、床屋談義の中身のない話・たわいもない話が、
一度(ひとたび)文字にすることで、
オフィシャルに見えてくるから全く持って不思議である。
つまり、週刊誌や新聞と同じ程度に信憑性が伴ってくるのだろう。

井戸端会議、床屋談義は「話し言葉」であり、「書き言葉」にしたらあきません。
ネット社会は、その言葉に権威を持たせてしまいますから。
だから、怖い。
自分も反省しないといけないが、事件が起こる度に○○が犯人ではないか、
いや○○さんの方が私は怪しいと思う、とかマスメディアでしか入ってこない情報にネットのデマを混ぜ合わせて推理する。
これは楽しいが、当事者にとっては、いたたまれないだろう。
怖いよなあ、ネット社会。(反省)
ただ最近、ネットのお蔭で勉強になったなあと思うこともある。
地震学に関する事…つまり足らなかった知識が補えた。
地震惑星「地球」には、現在「プレート」が12枚存在する。
(これも知らなかった)

それは現在の話であり、地球誕生以来、プレートは徐々に成長つまり重くなり
マントルへと緩やかに落下するのだ。マントルの底まで落ちるのだが、
その代わり、マントルの一部が地表にまで上がってくる。
このような熱対流を延々と繰り返しながら、地球は徐々に冷たくなっている。
(へーそうだったのか)

熱対流の繰り返しが、地球が生きている証で、いずれは(何億年先?)終わる。
地球が死ねば、地震も一切起こらない。
遠い未来のことだが、いつかやって来るこの地球の終わりを想うと、
不思議に愛おしく感じた。
地球誕生以来の時間を24時間として、人類が誕生したのは何時何分?
というクイズがあったような気がする。
答えは、23時59分58秒だったか59秒だったか。
そんなものなのだ、人類は。
では。