あじさい(Nishida)

 

紫陽花が見ごろの季節。 

憂鬱な雨が続いても、アジサイの彩りが元気をくれます。 

5月上旬、お花屋さんでずらりと並んだ紫陽花の中でも、 

面白いものを見つけ、今も玄関先で綺麗に咲いています。 

 

アジサイの品種は大きくガクアジサイとホンアジサイの2種に分かれ、 

植物園や公園で見かける手毬形の大きな花のアジサイは、ほとんどがホンアジサイ。

本来、日本原産の植物であるガクアジサイがヨーロッパで品種改良されたものです。

 

↑↑↑こちらがホンアジサイ

 

アジサイといえば・・・このイメージが強いです。 

青や赤の濃淡も綺麗ですよね。アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。

これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかにpHが影響し、同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためなのです。

 ↑↑↑こちらがガクアジサイ

 

花は両性花と装飾花があり、両性花は雄しべと雌しべを持った花。 

装飾花は、萼(がく)に色がついたもので正確には花びらではないのです。

ガクアジサイの名は両性花が額縁のように萼で囲っているので、

ガクアジサイと呼びますが、実はガクアジサイのガクは「額」からきています。

 ↑↑↑こちらがお花屋さんで見つけた

「ダンシングパーティー」 という名のアジサイ。 

咲き途中でこれから少しずつ手毬の形になっていくんだろうな、と 

思っていたのです。前述からするとガクアジサイの種になるんですね。 

それに、ぴょこっと飛び出たガクが何の疑いも無く花だと思っていました(笑) 

 

プランターでも乾燥さえ気を付けていれば丈夫でお世話も楽です。

また好きな花がひとつ増えました。

 

END