平塚で行われた第70回葬祭ディレクター技能審査対策試験の講習会。
今年21年目の試験だが、20年続く講習会だ。
私は最初「司会」だけを受け持った。
そして「実技筆記」が科目に加わってからは、それも担当した。
勢いで「学科」も担当し、「接遇」が追加されたらそれも加わる。
嘗て、10年以上前だが地方において「幕張」まで全部担当したこともある。
縁というか流れというか、運命とは不思議なものだ。
担当する科目が多くなってからは、冬から春にかけて問題作りをやるようになった。
2級の受験対策に参加される皆さんは、決まって緊張気味である。
まだ初々しさを残しながら「どんな試験なんだろう」「自分の力はどの程度だろうか」
等と、それぞれに不安を抱えながら参加されている。
初級講習会で顔を合わせた方もいれば、各地の講習会で一緒になった方もいる。
そして初めてお会いする方も含めて、全員で2日間、試験対策を乗り切っていきたい。
その為に、私は必ず「接遇」講習から入る。
初対面の講習生が互いに交流が取れるようにしている。
また、身体を動かせば少し緊張も解れるだろう。
身体を動かした後に、学科の一部を講義して、それに対応した小テストを2問。
これで自分の不足している部分、普段の業務と試験との差について知ってもらう。
試験に向けて、何を勉強しなければならないかが明確になることは重要だ。
昼食後、学科の傾向と対策と題して、的を絞った講義の後、次は実技筆記対策に入る。
そして最後に、学科模擬試験と実技筆記模擬試験を経て、1日目は終了。
それぞれ夜の街に出て、しっかり復習…する訳ない。
(疲れを取るだけで精一杯)

翌日は2班に分かれて、司会と幕張を交互に。
一日身体を動かしてばかりだが、司会の変更点が問題である。
実務経験が無いと、厳しくなる方もいるだろう。
いずれにしろ、全科目で各自の問題点が浮かび上がり、
試験に向けてやらなければならない事が明確になったはず。
9月の試験に向けて、頑張って欲しい。
全員が受かると嬉しいが、未だにそれはない。
頑張りましょう!