シンポジウムを終えて (井手)

 

20年目を迎えた葬祭ビジネスフェアでのシンポジウム。

 

1996年からスタートして様々な思い出がある。

 

確実に20年歳を取った、老けたし、大いに太った。

 

出展企業もシンポジウムの内容も1996年と比べたら大いに変わっている。

 

私の講座も100人~150人集まっていた時期が最盛期だろう。

 

実務研修にも流行り廃りがあるものだ。

 

簡単に云えば現在、葬儀司会講座は「トレンド」ではない。

 

実際、かなり巧くなって定期的な講座は必要ない会社を数多く知っている。

 

全体の底が上がった、と見れば嬉しい事だ。

 

 

現在、最も人が集まる講座は経営関係だろう。

 

例えば【ニーズの多様化、高度化企業が成長するポイントは?】

 

と云われてもなあ、激変する市場環境に対応するのは、

 

どの業種でも同じであると思うのだが

 

 

 

葬儀自体も20年で少しずつ変革はしているのだが、

 

当事者である業界の者には見えにくい。

 

それでも、もう待ったなしだ。

 

いつまでも顧客をパターン化したり、分類したりして、やっていけるだろうか。

 

全ては11最後は、変化に対応できる者だけが残るのだろう。

 

 

 

結局、顧客である消費者の成熟に伴い、

 

葬儀の在り方が益々変わっていくにつれ、

 

否応なくその内容も変化していくだろう。

 

変化の源は、いつもその業界の中からは起こらないから。

 

 

120分という短い講座は年に一度だけ。

 

それが逆に難しくて、毎年テキストは1度作り、そこから推敲を重ねていく。

 

時間を計りながら、話を割愛していくのは結構辛い。

 

前日には3回ほど見直すが、トータルで2030回は練習しているのだ。

 

 

 

-1葬儀司会講座にご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

添付のCD教材を使って、少しずつでも構いません。

 

必ず、上達してください。

 

では、また来年。