昨年ツガイから産まれたカブト虫の卵。それから約1年近く。
今年は、1匹、また1匹・・・と
毎日羽化した成虫がポコポコ姿をあらわし現在17匹。
ご存知の方ならこれでも少ないと察していただけると思います。
昨年夏から見守ってきたカブト虫の小さな命が、
ひと夏を越えてひょこっと姿を見せた時には、
感動よりも「よっ!!やっと出てきたか!!」
という感じで愛おしいです(笑)
しかし・・・
あの小さな卵が、無事に立派な成虫となり嬉しい半面、
そのまま同じケースに入れておくわけにもいかず、
1匹ずつ小さな虫カゴを買っては入れて・・・の繰り返し。
増え続ける虫カゴを見ては、一体、
この後何匹の成虫が出てくるのかも不安でならない。

羽化させる飼育はこれで3回目となりますが、
ゼリーを交換する時やふとした時に手にくっ付かれようものなら
未だに全身鳥肌が立ってしまうほど慣れないものです。
無理に手から剥がそうとすれば、余計に痛いし離れない。
羽化したてのカブトは闘争心があり余るほど元気で
角でグイグイしてくるし、そのくせひっくり返ると
あぁもう人生終わった・・・みたいな無気力になっていて
思わず起こしてあげるけどまた手にくっ付く・・・
可愛いのかそうでないのか、私の中では未だ半信半疑(笑)
今年も貰い手探しに一苦労です。
3回目にしてようやく気が付いたのですが、卵からの飼育は
さほど難しいことはありません。そのかわり場所を取ります。
そして昨今マンション住まいが多い住居環境で問題となるのが、
土を交換した際にその古い土をどうするのか。
大きめのケースで飼育すればそれだけ土交換の際にでる
古い土も多いのです。
そして、一組の♂♀のペアから産まれる卵の数は20~30にもなります。
羽化した後の貰い手探しも大変です。(放虫はイケマセン(・・;))
それさえクリアすればカブトさんの飼育は時間がかかる分、
感動は大きいですよ(^O^)/
END