「2月に来た支配人は、とっても優しいわ」
「そう、じゃ良かったじゃない」
「いいなあ、うちなんか…」
昼飯をパクついている時に聞こえてきたのは、
ちょうど私の真後ろで食事中のJAバンクのお姉さんたち。
この福島にある教育センターにも宿泊する施設はあるらしいのだが、
バンクの若い女性の利用者が多いということで、私はホテルに泊まった。
千載一遇のチャンスを逃すなんて…残念である。
いつか熊本の教育センターで講習をしていた時のこと、
隣の部屋から騒がしい黄色い声が聞こえてきた。
覗いてみると、AEDの講習が行われていた。
「思い切ってボタンを押すのよ!」
「ほら、頑張って!」
「???平気…平気…平気?…へ・い・き・」
とボタンを押していた。
馬鹿か、ボタンを押すくらいで。
と思ったが、なかなか盛り上がっていた。
やはり、JAバンクの講習だった。

葬祭ディレクター受験対策講習会も実演風景は、和やかな時もあるが、
あそこまで若い女性だらけで、黄色い声が飛び交うことはない。
女子高の教師と同じで、担当講師は大変だろう。
私は静かな方を受け持たせていただき感謝している。
ほんのチョッピリだけ、ほんのチョット、残念な気持ちを除けば。(笑)
福島では前夜、任意後見制度のお話や、終活のお話、近況報告等を兼ねて
旧知の知人である一般社団法人シニアパートナーズの代表理事S氏と会い
車で来てくれたS氏が飲めないのを知っていながら、ビールをガバガバ飲んだ。
私だけ飲んで、酔って、好き勝手な事を云っていただろうな。
誠に申し訳ない。
またいずれ。
さて、福島に来たら「円盤餃子」と決まっている。
決まっていなくても、今回は決めた。

(円盤餃子は数が多すぎて、半円盤餃子になってます)
照井。
店の名前だ。
講習会の事務局の方に教えていただいた。
かなり混んでいた。
名前を書いてから待つこと約25分。
スマホが無かったら、絶対に待てないし、待たない。
スマホは、私を行列に並ぶことが出来る人間に成長させてくれたのだ。
そのことを福島で学んだ。
肝心の味は、きっと福島のソウルフードだね。
小さい頃から食べていたら、この味が癖になるだろう。
じゃね。
えっ、講習会?
普通に終わってまーーす。