近所の神社でおまつりをやっているというので、
夕方の少し涼しくなった頃を見計らって、
私としては夕飯がてら、と出掛けました。
近づくにつれ賑やかな音が聞こえてきて、
息子も一気にテンションを上げ走り出しました。
鳥居をくぐって早々、お友達に会い、
なにか食べ物のお店をと尋ねると、
「そう。もうみんな終わっちゃったんだよ」という。
「え?!もう?!」
「そうそう、夕食済ましちゃおうと思ってたのにさ~」
まったく一緒。
「じゃあ帰って食事の支度しなきゃかぁ~」
と、一気に時間を無駄にした感じがしてがっかりでした。
するとそんな会話を近くで聞いていたのか、祭の手伝いをしている
役員さんらしき人が、「かき氷ならあるよ」と教えてくれました。
かき氷のお店に行くと、隣はビールのブース。
そこはすかさずチェックするも、もう値段のPOPも
出ていないし、お金を数えて清算に入っている。残念。
息子がかき氷を食べ終わるのを手持無沙汰で待っていると、
「もう一つ食べたい!」とかき氷の店に走り出した。
ええぇ~・・・
よし。ここはダメもとでさっきのビールの人に聞いてみよう。
「もう終わりですか?」終わっているのは明らかだけど(笑)
「あ!ちょうど良かった!これどうぞ!」
と何やら奥から紙コップが出てきた。
予想外な展開にぽかんとしていると、
「サーバー閉めようと思ったらまだまだ出てくるんスよ。
タダタダ!あ、1つじゃ足りない?じゃもひとつ持ってって!」
と勢いで両手に紙コップを受け取ってしまった。
そして二つ目を断らない自分(笑)

お礼を言って、私は両手にビールを、息子は2個目のかき氷を手に
ぶらぶらと帰路につきました。
二人で満足し、結果、楽しいお祭りでした(笑)