夏の暑い時期に必ず司会講座の「基礎編」から入り、
1ヶ月ほど感覚を開けて、モデリングシステムでCD音声を繰り返し聴き、
その効果が出る頃であろう時期に、同じメンバーで「応用編」を行う。
確実に、皆様が上達してくれるので非常に遣り甲斐を感じられます。
この講座は、年々繰り返すたびに、スタッフの技術が確実に向上します。
その為、大勢のスタッフの中から、癖の無い司会者の比率がアップするばかり。
やがては社内全体が、このやり方が当たり前のようになります。(当然です)
だから新人が入って来ても、自然で癖の無い、それでいて共通のルールがあり、
本来の個性を上手に活かせる「喋り方」が身に付くのです。
毎回参加者は、それぞれ経験値が違います。
だから、何も習わずに…もう既に司会業務を行っている方もいます。
勝手に喋っていると、自分でも気づかないような“癖”がこびりついています。
そのため、誰でもが出来る声のコントロールが一切効きません。
こうなると本人は苦労します。
頭で分かっても、直ぐに対処できない。
ここで悩みます。
方法論が、間違っているのです。
この事には、私の説明を聞けば直ぐに気が付きます、が、
頭で理解しても、実演は難しい。
1例を挙げるなら、弔電を拝読する時に
「謹んで」や「心から」で、切っている人は意外と難しい人が多いですね。
この日も色々と悩みを抱えたり、迷ったりしている人もいますが、
声は面白いもので、その方の感情を表わしてくれます。
さて基礎編の音声CDはお渡ししました。
課題発表の時に、既に午前中より上手くなっていた方もいましたが、
気にする必要は全くありません。
一人ひとりが、どのように上手くなってきてくれたか。
そこだけを楽しみにして、約一月後に会いましょう。
前日、情報交換をさせていただきながら、地元の美味しい物をいただきました。
考えてみたら、海の近くですからね、寿司も絶品です。
それにしても皆さん、食べ過ぎです。
また太りました…夏太りでーす!
(帰りの新幹線に乗る前も一人でビールを…いかんなあ)
では。