毎年、夏は新潟で… (井手)

 

事情があり、次から次と子供を預かることがある。

 

しかし旅行に行くのに、普通のホテルでは急遽の対応はしてくれない。

 

そんな時、子供が何人居てもある程度柔軟に対応してくれる、

 

要するにいい加減な、ホントに雑な対応の…それが我々にはマッチするのだが…

 

上越○○プ×ザなる本来はスキー客用の大きいだけのホテルである。

 

(ありがたいのに、随分失礼な紹介の仕方になった)

 

周辺には、家族向きの色々なコースが併設してあり飽きないようになっているのも良い。

 

またこのホテルの中で使える“金券”も、宿泊日数に応じてプレゼントしてくれるのだ。

 

これが子供には大人気である。

 

因みに、このニセ札には、中央に豚の柄が書いてある。

 

新潟県上越市は、我が家から遠くに行くように見せかけて実は近い。

 

距離にして170キロ程度。

 

(もし新潟市まで行くなら、約300キロになる)

 

私は車で長距離を移動するのが得意ではなく、何故なら眠くなってしまうのだ。

 

運転している私が眠ったら大変である。

 

 

 

8月のお盆の頃にしか休みが取れないので、丁度ラッシュに掛かる時期。

 

その時期に、車で遠くまではいけない。

 

170キロくらいが適当である。

 

ちょっと渋滞しているのがまた良いのだ。

 

 

ホテルにレストランは5カ所あり、どれも特徴がある。

 

分類すれば、イタリアン風、フランス風、和食、中華、大衆食堂風。

 

何処で食べても必ず…飽きる。(決して不味くはないが…)

 

私の好物は、朝は中華粥、昼は特にない、夜も特にない。

 

この特にない、と云うのは大変ありがたく、何でもいただくということだ。

 

だから、子供が今日は○○へ行きたい、と云っても全然平気だ。

 

 

 

部屋は二部屋…男部屋と女部屋に分かれる。

 

4日間泊まったが、小学生が寝てから、毎晩トランプをするのが定番だ。

 

私と家内と高3の息子と中1の娘の4人である。

 

私ら夫婦はアルコールを飲みつつ、またオリンピックを見ながらゲームに興じるので

 

最下位争いをするのが常である。

 

学生さんは、なんであんなにカードゲームに夢中になれるのか…不思議だ。

 

「上がり!」

 

と云って、先に抜けた時の喜びが、傍で見ている私達にもよーく伝わるのだ。

 

…楽しい。

 

 

4日間、家族サービスに努めて、体も適当に夏仕様に焼けて、

 

いよいよ秋に向かってまっしぐらです。

 

秋には、幼稚園、小学校、中学校の運動会が待っています。

 

 

 

それはそれは…地獄です。