故人のパスワードについて考える。(アキヒロ)

WEBサービスをよく活用している若い世代の方が亡くなられた時、

最近ですと個人の情報はクラウドサービスやSNS等のWEBサービスにある訳ですが

 

遺族としては、やはり故人の思い出、机の引き出しを開けるイメージで

パスワードも知っておきたいところ。

 

終活などでエンディングノートに整理するような事前に

準備ができる方は良いのですが、やはり若い世代の方は、なかなかそうもいかず。

 

親、身内がだいたい想定して、名前とか生年月日で当てられればよいのですが

基本、今度のWEBサービスは、パスワードは強化されていくのが

自然な流れなので、想像できるパスワードでログインできるサービスは

少なくなるのかもしれません。

 

またスマホなど、各キャリアにパスワードの解除を求めることが

できるのかというところですが、

 

どうやら故人でも携帯電話のロック解除は行わないようです。

Docomo、auの場合、

遺族に引き継ぐ「承継手続き」サービスを利用すれば、一部の携帯で

できるようですが、最近のスマホはほぼ無理みたいですね。

故人のプライバシーを守る姿勢です。

 

でも

故人のプライバシーって、賛否両論ありそうですね。

 

亡くなってからその方のプライバシーを知ることで偉大なことが

わかる場合もありますし、

逆にとんでもない事を知ってしまった。知りたくなかった~!というのも

あるかもしれません。

 

これからもまだバリバリ現世でSNSとかWEBサービスを活用したい私たちは

普段使用するパスワードは、強化しつつも

せめて家族、身内だけには、いざというときに知ってもらえるように

紙で「主なパスワードメモ」みたいなものを用意しておくもの

いいのかもしれないですね。

鍵付きであれば更にいい感じ。