横浜市の病院の事件で注目を浴びた界面活性剤。
合成界面活性剤は石鹸やシャンプー、洗剤、化粧品など身近なものに含まれていて、
知らず知らずのうちに日常的に使用している成分です。
ですから、人を命をも落としてしまうものなのかと驚きました。
界面とは表面とも言い、2つの異なる性質をもった物質の境界面のことです。
混じり合わない物質の間には必ず界面が存在します。
例えば水と油は混ざり合わない物質ですが、界面活性剤は
水と油の界面に働いて性質を変え混じり合わせることができるのです。
成分表を見ても「合成界面活性剤」とは表記されておりません。
様々な名前で表示されていますが、私が使っていたボディクリームは、
何種類もの合成界面活性剤のオンパレード(・・;)
直接顔に付ける化粧品は気にしていても、それ以外は無頓着でした。
界面活性剤は高い洗浄力というメリットもありますが、
デメリットも少なくありません。
界面活性剤は、お肌の細胞(タンパク質)を破壊し、
皮膚を溶かしてしまう為、皮膚が薄くなってしまうので
乾燥やシワ、色素沈着、赤ら顔、敏感肌などの原因になります。
界面活性剤が含まれる化粧品を長い期間使用を続けると
シミやシワの原因にもなります。
男性より女性の方がお顔に気を使っているのに関わらず、
男性の方が年齢の割にお肌が綺麗な方も多いので納得。
出来てしまったシミを消すためにあれこれしても、
そういった化粧品を使い続けていれば結局繰り返し、
時間もお金も無駄にしてしまうのです。
幸い、界面活性剤を一切使用していないという化粧品を
教えてもらい、使い始めて2ヵ月。洗顔、ローション、美容液のみ。
はじめ乾燥しているような感じでしたが、肌は元気になりました。
化粧品の原料や成分が肌にどのような影響を及ぼすのか、
しっかりと理解したうえで、肌本来の力を基本とした
シンプルケアを目指したいです。
END
