女心と秋の空…まだまだ秋は長いです。
我が家でも半分はその行事が終わりました。
毎週のように行われる体育祭や運動会に駆り出され、
父はもうヘトヘトです。
写真にビデオは当たり前だのクラッカーの時代。

(古っ)
後の整理も大変です。
この10年、幼稚園生が居なかったことが無い。
つまり10年、小学校も中学校も高校も行事はフルコース。
…正直、飽きます。
でもよーく考えてみたら、我々の運動会とは様変わりしています。
今回小3の子が踊った「ソーラン節」。
これは???テクノです。
テンポが違います…民謡をアレンジしていましたが、今はそれが普通。
昼食後の応援合戦は、エグザイルやら三代目ホニャララやの曲が素敵過ぎます。
我々の頃のように「♫3歩進んで2歩下がる♪」位のテンションでいいのに。(古っ)
また、棒倒しは最近見ませんし、騎馬戦は種目の存在自体が危ぶまれますが、
あったとしても騎馬上の人の帽子を取ったら終わり…つまらないです。
何かとニュースで騒がれている組体操。
我が校では、演出に力を入れていて危険を避ける意識が見受けられました。
これは良い事でしょう。
現在は、5月に行われている所も増えました(高校生の息子はそうです)が、
私なんぞは秋の行事として、思い出と共に定着しているから馴染めません。
そもそも世界的にも学校行事として、体育祭や運動会が行われているのは、
日本全土が唯一、但し、韓国・中国・北朝鮮の一部と云われています。
運動会は日本の文化。
しかし、その歴史は100年強です。
1874年、海軍が初めてようですが、継続的に行われるようになったのは
札幌農学校で始まった1878年からではないでしょうか?
全員参加のスポーツの祭典。
その目的も時代と共に様変わりし、戦時下では軍事訓練であったでしょうが、
今は、協調性を培い、クラスや学年の一致団結、そして皆で感動を味わうこと。
私の同窓会でも、運動会の話は共通の思い出としてよく話題に上がります。
まだ後一人、おチビさんが残っています。
父は、頑張りますよ。