命の恩人と北帰行(井手)

 

業界のメンバーがどうして集まることになったか…今となっては分からない。

 

しかし、昼間から神田で飲んでいる最中、いつの間にか青森に電話していたり、

 

秋田に電話していたり…そして2週間後には北帰行だという。

 

「えーっ、どうしてそうなったの?」

 

 

(上條恒彦いいね)

 

 

 

イノチの恩人H氏の交友関係の広さにも参るが、私も付き合って行くことになった。

 

突然の訪問で、青森のN様には本当に申し訳ない。

 

 

 

「井手君、ビューでさ、○○日の○時○分の新幹線、私の席は…」

 

電話で告げられたって…大変だこりゃ。

 

言われるままに電話して、自分の席を取った。

 

 

 

その日、七戸十和田到着するとお迎えの車が…有難い。

 

そのままホテルへ直行、直ぐにロビーへ。

 

3時過ぎ…まさか、この時間から飲むとは思っていなかった。

 

お店に入る時にN氏がぶら下げている1升瓶2本。

 

4人でこの量?…少し引く。 

 

だって焼酎とかビールとか何とかサワーとか、どうせ飲むでしょう。

 

プラス1升瓶2本のお酒。

 

「今日、死ぬ。きっと死ぬ。インドで死にかけた所を救ってくれたけど、また死ぬ」

 

 

 

乾杯!(ほら、やっぱビールからだし)

 

桃川、武士道の日本酒を開けるまで「帰れま店(てん)」。

 

なんでそうなるかな、青森は。

 

 

 

へべれけのヘベレケになって、アナゴ(生け簀の中)の天婦羅や、刺身の盛り、カニの鍋、寿司など、ハッキリ覚えていません。多分、何を食わされても同じでしょう。

 

ただ私は、途中で一旦グレープフルーツサワーに逃げました。

 

不思議とこれを挟むと回復するのです。

 

記憶に残っているのは、熊の肉(左手や胆のう)、イノシシ、鹿、馬、

 

大のてん(点)…分かる人には分かります、ジビエ料理の宝庫だぜ!

 

 

 

酔う前に、様々なお話が出来て良かったです。

 

それから酒を酌み交わすんでね、言いたいことがあれば、云えばいいんですよ。

 

(どうせ、コロっと忘れるから!)

 

 

店を出たら、真っ暗に代行のタクシーが。

 

一応歩けました、前に進んでます。

 

あ…半日飲んでたよ。

 

 

 

ホテル到着。

 

寒い、ただただ寝まーーす。

 

おすやみさない。(アレレ)

 

ZZzz