2016葬祭ディレクター技能審査試験の結果が出回ったようである。
そこで2016年の合格率。
1級葬祭ディレクター 43.3%
2級葬祭ディレクター 58.0%
これで1.2級の資格保有者数は、31.959人。
(1級16.470人・2級15.489人)
http://www.sousai-director.jp/download/past_h28.pdf
(葬祭ディレクター技能審査協会)
試験らしくなったと思うが、今年受験した者から見れば難しく感じただろう。
学科が難しく「こんなに過去問題がでなかった年はない」という声が聞こえて来るくらい、問題が新鮮だったということ。
合格率からして、1級.2級共に【過去最低】を叩きだしている。

(写真は無関係です)
但し、この兆候はあった。
近年の合格率の凄まじさは、目を覆うばかり。
特に昨年、実技筆記の平均点さえ公表できないくらい、点数が良かったはず。
今まで(近年)、平均点を出さなかったことはないんじゃないかな。
1級は試験がスタートしてから、最初の11年間で、合格率40%台を3度でしている。
しかし、その後の9年間は1度も合格率40%台は無かった。
そろそろだったのだ。
私の感覚だが、現在の葬儀スタッフに求められるものが、
20年前の試験がスタートした頃とはかなり変わっているはずだ。
その辺りを考慮して勉強していたのだろうか。
過去に出た問題さえやっておれば良い、と言う考えでは受からない事も無いだろうが、
顧客に役立つスタッフになれるのか。
結局、これが合否の分かれ目だったのではないだろうか。
因みに、私の講座に参加してくださった方で、
1級最高得点者は(現時点ですが)九州の方です。
学科 182点
実技 192点
内訳…
司会実技 59点
接遇実技 20点
実技筆記 57点
幕張装飾 56点(私の担当ではない)
勉強さえすれば、必ず受かる。
次年度、どうなるか。