力試し 葬祭試験③(井手)

 

3日目(最終日)の「力試し 葬祭試験」をやらせていただきます。

 

昨日と同じで4択問題が10問でます。

 

実は、これらの問題は【FUNET】の中にある膨大な模擬問題から抽出しています。

 

FUNET】は、司会のナレーション等で使われることが多いのですが、

 

新人社員の基礎知識レベルアップも兼ねて、葬祭ディレクター技能審査対策もやらせていただいております。ですから今回のように学科問題対策ばかりではなく、司会実技対策・接遇実技対策…この二つは、対策テキストだけじゃなく、映像教材や音声教材もあります。幕張装飾…テキスト+映像教材、実技筆記対策など、全てを網羅しています。

 

今年の試験のように、全体の合格率(1級43.3%・2級58.0%)が低い年や学科が難しかった年には平素の勉強が効果を発揮します。何度も落ちるくらいなら…是非、ご検討下さい。

では、宣伝はこのくらいにしていきましょう。

 

 

 

次の各文の空所に入る最も適当な語を下から選び、その番号の箇所をマークしなさい。

 

 

 

1.3.  釈迦の死後、仏教教団は意見の対立によってさまざまな部派に分かれ、そのいくつかがスリランカや東南アジアなどの主に南方の地域に伝わりました。これを一般に( 1 )、もしくは南伝仏教と呼びます。日本では( 2 )がこれに相当します。これに対して中国・朝鮮半島・日本などの東アジアを中心に伝えられた仏教は、一般に( 3 )と呼ばれています。

 

1.①下座部仏教  ②大乗仏教  ③部派仏教  ④上座部(じょうざぶ)仏教(ぶっきょう)

 

2.①琉球仏教系  ②南都六宗(なんとろくしゅう) ③単立仏教系 ④北伝仏教系

 

3.①下座部仏教  ②大乗(だいじょう)仏教(ぶっきょう)  ③部派仏教  ④上座部仏教

 

 

 

4.  次の公正証書遺言に関する記述で最も適切なものを選びなさい。

 

①公正証書遺言は、その作成時において遺言者が所有する全ての財産について受贈者
 を指定しなければならない。

 

②遺言者の推定相続人だけでなく、その推定相続人の配偶者及び直系血族も、公正証
書遺言の作成時の証人となることができない。

 

③公正証書遺言は、作成した日から1年を経過するまでは、その遺言を撤回すること
ができない。

 

④公正証書遺言を作成した公証人は、遺言者の相続の開始を知った後、遅滞なくその
遺言を家庭裁判所に提出して検認を受けなければならない。

 

 

 

5.~7. 下記の親族関係図をもとに、法定相続分に関する記述の空欄に入る最も適当な語を下から選びなさい。

 

 

 

 

5. 被相続人の妻の法定相続分は( 5 )である。

 

  1/2  ②2/3  ③3/4  ④7/8

 

6. 被相続人の姉の法定相続分は( 6 )である。

 

1/16  ②1/8  ③1/4  ④1/3

 

7. 被相続人の甥Aの法定相続分は( 7 )である。

 

1/32  ②1/16  ③1/8  ④1/4

 

 

 

8.  国の経済規模を表す経済指標は、( 8 )です。一定期間内に国内で生産された財・サービスの付加価値の総額を表します。

 

 ①消費者物価指数 ②日銀短観 ③企業物価指数 ④GDP(国内総生産)

 

 

 

9.  プロテスタントの葬儀の諸式について、一般に納棺の祈りは遺体を棺におさめる際に、( 9 )の祈りは、臨終後、なるべく早い機会に行われる祈りである。

 

 ①臨終 ②昇天 ③復活 ④枕頭(ちんとう)

 

 

 

10.  戒名の院号の「院」とは、元来( 52 )を意味していました。

 

 ①山の頂上 ②広い農地 ③中国の王朝「殷」 ④天皇が退位した後に住んだ屋敷

 

 

 

 

 

どうでしたか、法律問題も入ってきますから現場をやっているだけでは追いつきません。

 

消費者が欲しがっている情報については敏感になりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

次週は、正誤問題(○×)を出そうかなと思っていますが…

 

では今日の解答を。

 

 

 

 

 

 

答え

 

1.①下座部仏教  ②大乗仏教  ③部派仏教  上座部(じょうざぶ)仏教(ぶっきょう)

 

2.①琉球仏教系  南都六宗(なんとろくしゅう) ③単立仏教系 ④北伝仏教系

 

3.①下座部仏教  大乗(だいじょう)仏教(ぶっきょう)  ③部派仏教  ④上座部仏教
(注)北伝仏教(大乗仏教)と南伝仏教(上座部仏教)の違いを理解する。最澄以降から鎌倉仏教(六宗)は北伝仏教(大乗仏教)であり、以前の南都六宗系は南伝仏教(上座部仏教)です。

 

4. ①公正証書遺言は、その作成時において遺言者が所有する全ての財産について受贈者
  を指定しなければならない。

 

②遺言者の推定相続人だけでなく、その推定相続人の配偶者及び直系血族も、公正証
書遺言の作成時の証人となることができない。

 

③公正証書遺言は、作成した日から1年を経過するまでは、その遺言を撤回すること
ができない。

 

④公正証書遺言を作成した公証人は、遺言者の相続の開始を知った後、遅滞なくその
遺言を家庭裁判所に提出して検認を受けなければならない。

 

5. 1/2  ②2/3  3/4  ④7/8

 

6. 1/16  1/8  ③1/4  ④1/3

 

7. 1/32  1/16  ③1/8  ④1/4

 

8. ①消費者物価指数 ②日銀短観 ③企業物価指数 GDP(国内総生産)

 

9. ①臨終 ②昇天 ③復活 枕頭(ちんとう)

 

10. ①山の頂上 ②広い農地 ③中国の王朝「殷」 ④天皇が退位した後に住んだ屋敷

 

 

 

 

 

3日間で30問でしたから、7割以上で合格ライン。

 

これは葬祭ディレクター技能審査試験と同じです。

 

21問以上の正解で合格ですね。

 

 

 

3日間、お疲れ様でした。