紅葉狩りのはずが(Nishida)

 

埼玉の互助会さんのフリーマガジンに、地域の紅葉情報のページがありました。

 

近いけれど、名前も聞いたことのない湖。その湖の周囲の木々が、

 

春は桜、秋は紅葉をボートで湖上から観賞できる、というものでした。

 

もともと紅葉を見に連れていく約束で栃木の方に行く予定でしたが、

 

前日の酉の市の疲れもあって、近場で済むならそれで充分()

 

 

 

案の定、大寝坊。出発は昼になってしまいました。

 

しかし1時間足らずで着き、こじんまりしているものの、

 

日差しも相まってとても良い雰囲気。

 

 

早速、ボート乗り場で301,000円のスワンボートに。

 

3人がけの両端はペダル、中央はハンドルとなっていて、中央にババの

 

席順で出発。でも快調に漕いでいたのは始めだけ。

 

徐々にペダルが重くなり、湖を半周した辺りから息子は全く漕ぐ気配が無い。

 

意外と長い30分でボート乗り場に戻ると、係りのおじちゃんが、

 

「どっちみち3時までだから、いいよ、もう一周しといで~!!

 

と大サービス?岸に戻らせてもらえませんでした()

 

(おじちゃん、私、腿が限界なんだょ・・・)

 

 

 

吹き出す母に、「やったー」と喜ぶ息子。

 

1周はもうしたから、岸に寄ってみようか」という母の提案に、

 

息子が大賛成し、岸に寄ったものの、母のハンドルさばきが下手なこと。

 

(ちなみに毎日車に乗っている)岸に横付けするよう思い描いているのだろうけど、

 

なかなかハンドルを切らないものだから、木に接触し、

 

バキバキギーギーすごい音を立て突っ込む()

 

ボートの開いた部分から、しなった枝が反動でバチバチ入って来るから危険。

 

かつてこれほどスワンボートでバック(ペダル後ろ回転)を活用したことは無い。

 

そんなことを数回繰り返し、ようやく3時。

 

ボートから降りる際には、膝から崩れ落ちました。

 

 

 

 

ボートに乗っている最中は3人で笑い転げていて、肝心な紅葉は二の次でした。

 

また来年もここに来ようかな。次はボートを傷つけないようにしなきゃ。

 

END