先週に続いて葬祭試験の正誤問題を載せますね。
今日から3日連続で、1日10問の計30設問。
様々なジャンルから知識が問われますが、
適当に答えても確率は50%ですから、合格率は8割と致します。
では1日目。
次の各文が正しい場合には○を、誤っている場合には×を、それぞれマークしなさい。
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一般に喪主を経験するのが25年に1回程度、身近な人の葬儀をするのが9年に1回程度と言われます。
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最近、日本でも注目されるようになったサナトロジー、デス・スタディと言われる死や遺族の悲観を扱う学問は、日本ではアルフォンス・デーケン上智大名誉教授が「終活」と訳すよう提唱し、広がりをみせています。
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ホスピタリティとは、一般に「他者を温かく迎える、おもてなしする」という意味で訳されることが多い。そして、もてなす(持て成す)行為は相手を受け入れることであり、引き受けたり迎え入れたりすることからはじまります。
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天台宗の引導作法では総回向の「願似此功徳 平等於一切 同発菩提心 往生安楽国」を唱え、法儀終了となります。
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「特別縁故者」がいる場合には、その請求に基づいて分与され、それでも残った財産があれば国庫に帰属します。
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印紙税が課税される文書の作成者が、印紙税を納付しなかったときは、納付しなかった印紙税額の2倍の過怠税が課税され、合計で3倍の金額になります。
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ローマ・カトリック教会は現在、カトリック中央協議会となり、ギリシア正教系では日本ハリトリス正教会教団があります。
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特別方式での遺言では、遺言者が普通方式の遺言が可能になり、60日生存したときには無効になります。
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霊柩車には型式から区分すると、宮型、和型、洋型、バン型、バス型の5種類があります。
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歯科医師は、死亡診断書は発行できますが、死体検案書は発行できません。
出題される問題は、葬儀と宗教関係ばかりではありません。
今回は、医師法、遺言、印紙税などが入っていましたが、
現場で通夜・葬儀を担当しているだけではとても身に付きません。
日頃から、少しずつでも研鑽を積まれたら宜しいのではないかと思います。

では、解答を
解答にも、見やすいように問題を入れてあります。
説明が必要だと思われる個所には記述してあります。
※解答には諸説あるものもございます。
あくまでも弊社の見解です、ご参考になればと思います。
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一般に喪主を経験するのが25年に1回程度、身近な人の葬儀をするのが9年に1回程度と言われます。
〇 -
最近、日本でも注目されるようになったサナトロジー、デス・スタディと言われる死や遺族の悲観を扱う学問は、日本ではアルフォンス・デーケン上智大名誉教授が「終活」と訳すよう提唱し、広がりをみせています。
×…終活ではなく死生学 -
ホスピタリティとは、一般に「他者を温かく迎える、おもてなしする」という意味で訳されることが多い。そして、もてなす(持て成す)行為は相手を受け入れることであり、引き受けたり迎え入れたりすることからはじまります。
○ -
天台宗の引導作法では総回向の「願似此功徳 平等於一切 同発菩提心 往生安楽国」を唱え、法儀終了となります。
×…正しくは、願似此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道(願わくは此の功徳をもって、あまねく一切に及ぼし、われらと衆生と皆共に、仏道を成ぜんことを) -
「特別縁故者」がいる場合には、その請求に基づいて分与され、それでも残った財産があれば国庫に帰属します。
○ -
印紙税が課税される文書の作成者が、印紙税を納付しなかったときは、納付しなかった印紙税額の2倍の過怠税が課税され、合計で3倍の金額になります。
〇 -
ローマ・カトリック教会は現在、カトリック中央協議会となり、ギリシア正教系では日本ハリトリス正教会教団があります。
×…正しくは、日本ハリストス正教会教団 -
特別方式での遺言では、遺言者が普通方式の遺言が可能になり、60日生存したときには無効になります。
×…正しくは、6カ月生存 -
霊柩車には型式から区分すると、宮型、和型、洋型、バン型、バス型の5種類があります。
×…正しくは、宮型、洋型、バン型、バス型の4種類 -
歯科医師は、死亡診断書は発行できますが、死体検案書は発行できません。
〇
8割以上で合格ですから、正解数が8問からですね。
どうでしたか?
では、また明日。