最終日、葬祭試験の正誤問題をどうぞ。
1日10問の計30設問、番号は通し番号にします。
ですから今日は21番から30番まで。
様々なジャンルから知識が問われますが、
適当に答えても確率は50%ですから、合格率は8割です。
次の各文が正しい場合には○を、誤っている場合には×を、それぞれマークしなさい。
21. 「○○院◇阿△△□□居士」は浄土宗の戒名としてよく見られます。
22. 仏教では身(身体のはたらき)・口(言葉のはたらき)・意(心のはたらき)の3つを指して「三宝」と呼び、この各々を仏の境地に近づけることで成仏を果たすことができるとされています。
23. 介護サービス事業者については、厚生労働省により開設基準が定められており、都道府県から指定を受ける必要があります。
24. 道元は日本における曹洞宗の開祖であり、瑩山は曹洞宗の第五祖であり、曹洞宗を民衆に広める基盤を作り上げました。
25. 任意後見契約が締結されているときに、法定後見の開始申立てをしても、原則として受理されません。任意後見契約は、法定後見に優先します。
26. 「諡」とは故人に対して死後に贈られた称号を指すものであり、一般的には「おきな」と読みます。
27. 遺体を取り扱う際には、その尊厳に配慮すると同時に、「まだ生きている」という遺族の感情にも配慮して、常に素手で行うことが葬祭ディレクターの姿勢として求められています。
28. 天台宗と真言宗は、いわゆる「鎌倉仏教」に含まれません。
29. キリスト教における「福音」とは、神に捧げる祈りを意味します。
30. 戒名の「院殿号」を最初に授けられたのは、武家の頭領で、鎌倉幕府を開いた源頼朝と言われています。

元々人間の能力なんてそんなに変わるわけではありません。
差が生まれるのは、環境も違いと努力を積み重ねたかどうかだけ。
では、解答を
解答にも、見やすいように問題を入れてあります。
説明が必要だと思われる個所には記述してあります。
※解答には諸説あるものもございます。
あくまでも弊社の見解です、ご参考にしてください。
21. 「○○院◇阿△△□□居士」は浄土宗の戒名としてよく見られます。
×…浄土宗ではなく時宗
22. 仏教では身(身体のはたらき)・口(言葉のはたらき)・意(心のはたらき)の3つを指して「三宝」と呼び、この各々を仏の境地に近づけることで成仏を果たすことができるとされています。
×…「三宝」ではなく「三密」
23. 介護サービス事業者については、厚生労働省により開設基準が定められており、都道府県から指定を受ける必要があります。
〇
24. 道元は日本における曹洞宗の開祖であり、瑩山は曹洞宗の第五祖であり、曹洞宗を民衆に広める基盤を作り上げました。
×…「第五祖」ではなく「第四祖」
25. 任意後見契約が締結されているときに、法定後見の開始申立てをしても、原則として受理されません。任意後見契約は、法定後見に優先します。
〇
26. 「諡」とは故人に対して死後に贈られた称号を指すものであり、一般的には「おきな」と読みます。
×…「おきな」ではなく「おくりな」
27. 遺体を取り扱う際には、その尊厳に配慮すると同時に、「まだ生きている」という遺族の感情にも配慮して、常に素手で行うことが葬祭ディレクターの姿勢として求められています。
×…常に感染症の危険があります。
28. 天台宗と真言宗は、いわゆる「鎌倉仏教」に含まれません。
〇
29. キリスト教における「福音」とは、神に捧げる祈りを意味します。
×…キリストのおける福音の意味とは、「良い知らせ」で、何が良い知らせかと云うと、「すでに救いがもたらされている」ということです。
30. 戒名の「院殿号」を最初に授けられたのは、武家の頭領で、鎌倉幕府を開いた源頼朝と言われています。
×…「院号」を最初に贈られたのは嵯峨(さが)天皇(てんのう)とされている。臣下では関白藤原兼家が「法興院」と称したのが始まりである。また院号の代わりに○○庵、○○軒、○○斎、○○亭などを使う場合もある。「院殿号」は足利尊氏が等持院殿という屋敷の名を戒名の上につけたのが始まりとされている。これは天皇と区別するために殿という字を加えたもので、本来はへり下った表現とされていた。現在では院号よりも院殿号の方が格上とされているが、それは戒名文字の多さによるものと考えられる。
以上です。
3日間の合計が24点以上で合格ということにしましょう。
どれだけ点数が良くても何も出ませんが。
この問題は【FUNET】の中から「1級学科1-D(正誤50問・4択50問)」からの抜粋です。1-Dということは、AからスタートしてZまでの28問題が終わり、更に1-Aから2順目に入って、1-Dがあるということです(もう少し先までありますが)。
1級と2級は問題数も違いますし、当然別のジャンルです。
問題は膨大に蓄積されているということです。
今年、葬祭ディレクター技能審査試験の合格率が大幅に低下しました。
1級43.3%、2級58.0%です。ですが、担当させていただいた葬祭ディレクター受験対策講座での合格率は今までと変わりません。また【FUNET】会員の合格率はかなり高いです。
またまた【FUNET】の宣伝になってしまいました。
では。