いざ自分が母になり、息子がお年玉をいただいてふと思い出したことです。
お正月の、子どもの楽しみと言えばお年玉。
いやらしい話ですが、袋を開け、合計を数えるあのゾクゾク感は
今でも覚えています。でもその後は必ず母に預けていたので、
お年玉を自分で使うようなことはしたことがありませんでした。
貯金をしていると言っていた母ですが、おそらく架空のお話です。
未だかつてそんな通帳を見たことがありません。
お年玉を楽しみにしていたのは私だけではなかったんだと知りました(笑)
そんな母を反面教師にし、息子の口座をつくり、
毎年お正月明けに一緒に預けに行くのですが、
今年は「貯金やだ!!これで何か買う!!」と言いだした息子。
そこで通帳を見せてみると、通帳と手元にあるものを見比べて、
一瞬フリーズしたかと思ったら、いきなり興奮し始めたのです。
こういう時の計算は早い。たぶん頭の中でくす玉が割れたのだと思います。
しかし緊張した面持ちで入金する姿はまだあどけない子どもです。
教育上、これが良いのか悪いのか正直わかりませんが、
これで大切さや貯めることの面白さを知り、無駄遣いが減ったらいいな。
END