伊万里司会研修 (井手)

 

司会研修には全員が参加したいが、仕事があるからそれは無理。

 

ということで、2日に分けて全員をやりましょう…となったのだが、

 

なんと2日目がマンツーマンになりました。

 

葬儀の仕事は丁度良く半々なんてことはありません。

それにしても私が来た日の前後に爆発したようです。(死神です)

 

マンツーマン研修の一長一短は、自分一人の専属で贅沢なようだが、研修に進むに連れて「変わりゆく声」…他者の声を全く聴くことが出来ず進捗状況が掴めない事。

 

何人かいると適度に休息が取れ、その間反省をして考える時間があるがマンツーマン研修ではそれがない。確実に変わり始めているが、それが自覚できないのだ。

 

 

 

一人出来上がっている受講生が居た。私来る必要がありました?

 

上手いなあ、自分の音を聴きながら調整しているのが分かります。

 

誰に習ったのかなあ、と思っていると、私の都内の講座に2回も参加されていました。

 

すいません、ほんとに覚えていないのです。私の記憶に全然残っていないということは、参加された時はあまり上手じゃなかった…のだと思います。実は、音声CDをお渡しするようになってから、この現象は珍しくありません。モデリング学習の効果を一番感じているのは他ならぬ私自身です。

※3月と4月に東京で司会研修会が開催されます。興味のある方はご参加を。

 

二日間に分けて全員に「音法」を教えたが、目からウロコが落ちるとはこのこと。

 

ウロコどころか目そのものが落ちそうになりました、とは…面白すぎる。

 

 

 

例えば、1本、2本、3本…と書いてあると、皆さんは自然に

 

「いっぽん」「にほん」「さんぼん」と読むが、それは凄まじいことである。

 

「本」をどういう理由で、「ポン(Pon)」「ホン(Hon)」「ボン(Bon)」と使い分けるのか。それはあなたがネイティブだから。しかしアナウンサーは学ぶことが少し違います。

 

 

 

アナウンサーになるために通らなければならない道、知らなければならないルールがあるのに、日本語を喋れるとか使いこなせるという意識があると思うが、それは残念ながら誤りである。日本語は、教えてもらったことが無いし、「音法」だけは教えていない。

 

「文法」は教えるけどね。

 

 

 

佐賀市内の方は、葬儀当日の朝に前火葬が多いのだが、伊万里は出棺後に火葬らしい。

 

この辺りから唐津界隈までは、どちらかというと博多の影響を受ける地域である。

 

いずれにしても、県内で同じであるわけがなく、葬儀は深いなあ。

 

司会講座の合間に「家族葬なんか広めるな!」と言ってきた。

 

その先には、孤立死が待ってるよ…等と脅すようなことを。

 

縁が薄いというのは、自由かもしれませんが寂しいものです。

 

自ら縁を狭める必要がどこにあるのでしょうか。

 

挙句の果てに、家族葬なら価格をあげてね…なんて言ってきた。

 

 

 

その昔、オリエンタルランドのT社長の密葬、今なら家族葬だね。

 

浅草の東本願寺の本堂を貸切…確か300万位、京都から僧侶を7名呼んだ。

 

通夜が終わると、棺を霊柩車に乗せディズニーランドの近くで待機。

 

花火がいつもより上がりました。

 

釘を一本も使わず、一回きりの使い捨ての竹祭壇。

 

こういうのが究極の家族葬かもしれない。

 

こんなに拘ると、それならと普通の葬儀にするだろうから。

 

 

 

この会社にFUNETの無料サンプル会員になっていただいた。

本CDだけじゃない。

 

新人が2人いるし、ベテランもまだまだ、しかし全員の司会を確実に上手くする。

 

その為の司会講座だから。

頑張ってください。