わが故郷に…(井手)

 

福岡県中間市は我が故郷である。

 

福岡と云えば誰もが博多しか浮かばないと思うが、

 

福岡県も意外と広く北九州は一般に文化圏が違うが知られていない。

 

その知られていない北九州市のさらに外れにくっ付く様にして存在するのが中間市だ。

 

因みに、赤間市ともよく間違えられる。(笑)

 

近年、世界遺産が街の中に誕生したり、他界されたが高倉健さんや仰木彬監督の古里であったり、北九州市よりもっと柄が悪く口も悪い…いや、悪かった街である。

 

 

 

私は父と二人暮らしだったから、その父が5年生で亡くなってからは、

 

中間の義兄の所に世話になり、結局佐賀の義姉の所へ引っ越すことになった。

 

だから、当たり前だが中間市では今でも「園田」と呼ばれている。

 

中学・高校と6年間を過ごした佐賀に行けば「井手」と呼ばれ(養子に行ったので)、

 

二つのグループの友人が混ざることはない。

 

 

 

その園田一男がちょくちょく地元に帰省した折にお世話になっている場所がある。

 

JR中間駅のすぐ近くで、T瓦屋に嫁いだ直ぐ上の義姉の宅である。

 

つい3か月前も沖縄に行く際、姪の子供の結婚式に出席する際お邪魔した。

 

 

 

この姉の家の近くで葬儀社を営まれている「真浄葬祭」様のニュースが流れていた。

 

「フクロウカフェ」である。

 

知らなかった、渋谷にあるような店を、あの中間市で経営されていたとは。

 

「真浄葬祭」様のホールの前も倉庫の前もよく通るのだが、入ったことが無いし、

 

入るきっかけも無い。

 

フクロウカフェがあるなら話は別だ。

 

今度帰省したら、行ってくる。

 

 

以下、ニュースから抜粋。

 

神秘的な力 [福岡県]

 

201701200600

 

恐る恐るフクロウに触れてみた恐る恐るフクロウに触れてみた暖炉があり、落ち着いた雰囲気の「フクロウカフェ」暖炉があり、落ち着いた雰囲気の「フクロウカフェ」

 

 今年の干支(えと)「酉(とり)」という字には「物事が熟する」という意味があり、成果が得られる年とも言われているようだ。思い返せば昨年は、買おうとした野菜が目の前で売り切れたり、買った服が翌週半額になっていたりと、小さな運には恵まれなかった。運気を“とりこむ”ためにも、“トリ”に触れて幸運にあやかろう。探してみると、フクロウと触れ合えるカフェが意外な場所にあった。酉年の1993年生まれで年女の私が行ってみた。

 

 JR中間駅(中間市)から徒歩数分。創業25年の葬儀会社「真浄葬祭」(同市岩瀬2丁目)が運営する葬儀場5カ所の一つ「響乃荘(ひびきのそう)」(同)に到着した。扉を開けると、奥に葬儀場が、入り口付近にはバーカウンターやソファがある。そう、ここが北九州地区で唯一の「フクロウカフェ」だ。フロア内を見渡すと、隅に体長40センチほどの茶色の鳥2羽を発見。

 

 「あ、いた!」。思わず声を上げて駆け寄った。大きな黒い瞳や、首をかしげるしぐさがかわいらしい。フクロウをこんなに近くで見たのは初めて。取材で来ていることも忘れ、しばし見入ってしまった。

 

 それにしても、厳粛な葬儀場になぜ、フクロウカフェがあるのか。「動物には人の心を癒やす神秘的な力があるからですよ」。同社の冷牟田真二社長(42)が答えてくれた。3年前、フクロウカフェをオープンさせた張本人だ。同社では現在、3羽のモリフクロウが飼育されており、触れあうことが可能だ。

 

 冷牟田社長によると、フクロウは死別を経験した遺族の心を支える「ケアスタッフ」の一員。葬儀の前後に会場近くで、遺族らと触れ合う。動物と接することで、深い悲しみにある人の心を落ち着かせたり、ストレスを軽減したりする「アニマルセラピー」の効果があるという。実際、「癒やされた」「気分が落ち着いた」などの声が遺族から寄せられるそうだ。

 

 「人に慣れているので触っても大丈夫です」と冷牟田社長。恐る恐る、手のひらで触れてみると、フクロウは目を細めてくれた。指を差し出すと甘がみされ、帰るころにはすっかり、とりこになった。

 

 「不苦労や福来郎などの縁起の良い当て字がある」というフクロウ。運気を取り込めたのかどうかは分からないが、普段の疲れが癒やされ、前向きな気持ちに包まれた。羽ばたく“トリ”のように飛躍の1年にしようと決意した。

 

 カフェは一般客も利用可能だが、葬儀が予定されていない会場で開かれるため、日によって場所が異なるという。利用料は1時間250円(1ドリンク付き)。

 

以上。

 

 

 

 

 

1時間250円、安すぎる!!

 

ではまた。