里親制度 (井手)

 

大坂で30代と40の男性のカップルが、

 

「養育里親」に認定されたというニュースが流れた。

 

同性のカップルの養育里親認定は日本では初めてらしい。

 

 

 

大坂では同性でも問題ないらしいが、

 

東京では「異性の配偶者」が居ることが条件になっている。

 

だから東京では認められないのだ。

 

国の里親制度を運用する自治体によって温度差があるのだ。

 

 

 

また必ず結婚していることが条件というわけでもなく、

 

厳しくはなるだろうが一人親が悪いというわけでもない。

 

私の意見だが、一人親の方がより結びつきが強くなることも有るだろう。

 

 

 

里親制度の中で養育里親と言うのは、養子縁組を結ばずに、

 

一定期間、子供を預かり育てるというものだ。

 

 

 

 

このお二人は、養育里親になる要件を満たしていて里親として適切である、

 

と児童相談所や専門家が判断を下した。

 

だから一切問題はない。

 

 

 

ただ、長いこと里親をやらせてもらっている感覚で心配するなら、

 

子供とのマッチングは一筋縄ではいかず、難しいものがある。

 

 

 

それと特殊な環境下で育つ子供が混乱しないか心配でもある。

 

子供が世の中から不利益を被らないように、

 

行政や地域の支援や理解が求められる。

 

 

 

子供のために、温かく見守ってあげて欲しい。