嬉しい報告(Nishida)

 

以前、居酒屋をやっていた頃は毎日がとても充実していました。

 

体を動かすことも人と話すことも好きだったので、

 

飲食店、これは天職なのではないかと思っていたほど。

 

現実は店のやりくりの苦労は多かったが、そんな中でも

 

苦にせずやって来られたのは、アルバイトで来てくれていた

 

高校生や大学生のバイトさん達の存在が大きい。

 

私もまだ20代だったのでこんな言い方は変かもしれないけれど、

 

真っ直ぐで世間知らずで不器用、それでいて妙に熱いところがあって、

 

とても可愛かった。バイト同士の中も良好だったと思う。

 

 

 

そんな彼らが進学だ就職だと去っていき、それぞれ立派な社会人になっている。

 

そして先日、当時のバイト同士の男女から結婚報告があって、

 

こんなに嬉しいことはないと言うほど、とてもとても嬉しかったです。

 

式に出席できないのが本当に残念ですが、いろいろな事が思い出され、

 

祝電のメッセージが支離滅裂。かなりの時間をかけましたが結局、

 

お祝いの言葉をシンプルに綴りお酒とともに送りました。

 

 

 

それにしても電報!ブリザードフラワーやバルーン、

 

お酒や食器と一緒に電報を送れるという、多彩な内容になっているのには驚きました。

 

「笑っていいとも」の頃はぬいぐるみがせいぜいだったと思う。

 

昔は電報を依頼する際、本当は少し砕けた感じのメッセージにしたかったのに、

 

電話の相手にメッセージを口頭で伝えるのに照れがあり、

 

敬語を使った妙な文章になってしまった経験もあります。

 

ネット上だけで済ませられるなら簡単で、もっと活用する機会が増えそうです。

 

結婚ブームが終わった年齢的にも仕事柄でも弔電を目にする機会の方が断然多いですから、

 

祝電を選ぶのは新鮮でとても楽しかったです。

 

 

 

とても幸せな気持ちになり、当時を思い出したものだから、

 

今の状況と比べてしまった。

 

どう考えても自分には向いていないであろうデスクワーク(笑)

 

 

 

彼らの結婚にも驚いたけれど・・・

 

人生、何が起こるかわからないもんだ。

 

END